テニプリＳＴ・七夕イベント
〜手塚国光〜
女主人公
男主人公
共通
あっ 手塚部長
こんにちは！
あっ 手塚部長
ちゅーす！
ああ……
天野 お前は
今日 なにか予定あるか？
えっ？
今日ですか……特に何もないですけど……
そうか……ならば これをお前にやろう
……これって……
短冊……ですか？
ああ 商店街で配っていた
今日は祭りらしい……２枚あるから誰かと行け
部長は行かないんですか？
……俺が？
はい
俺と一緒じゃ
寛げないんじゃないか？
そんなことありませんよ
一緒に行ってください！
……まあ いいだろう
（願い事かぁ……
なに書いてつるそうかなぁ）
女主人公
・
・
・
うわぁ〜 さすがに今日は人通りが多くてにぎやかですねぇ
……どこに飾るんだ？
早く済ませて帰るぞ
はい……
で 先輩願い事はもう決めたんですか？
今の俺の願いは一つだ
あ もしかして
関東大会の制覇……ですか？
他に何がある？
いや それって願いって程 難しいことじゃないんじゃないですか？
だからこそだ……こういう習慣は日々の行いを振り返り慢心をいさめるためにある
そ そうですか……
でも先輩なら個人の全国制覇とか……
そういうもっとスケールの大きい願いでも バチは当たらないような……
……それはとうに願った
えっ?!
……いつですか？
テニスを初めてすぐの頃だ
（←原文のままです)
高原でキャンプした時のことだった……
まさに天の雫のような天の川に誓ったんだ……必ず頂点を極める とな
そ そんな昔から……
ああ 今考えると恥ずかしい
だから少しでも 現実となるよう努力を続けてきた……
そうですか……
余計な話が長くなった
……さ 行くぞ
はい……
男主人公
・
・
・
うわぁ〜 さすがに今日は人通りが多くてにぎやかですねぇ
それで この短冊をつるす笹はどこにあるんだ？
うわっ 早いですね！
もう願い事 書いちゃったんですか？
七夕の願い事といったら
これしか思いつかない
あ……｢テニス」ですか
手塚部長らしいですね
でも それだけですか？
上手くなりたい とか
関東大会優勝とか 書かないんですか？
目標は願うだけでは叶えられるものではない
努力の先にあるものだ
まあ コレは昔の事をちょっと思い出したから書いてみた訳だが……
昔のこと……ですか？
小学校に入ったばかりの頃
クラスで 七夕を祝う会があってな
その時の俺は
短冊に書く願い事で悩んでいたんだ
ちょうど 今のお前のようにな
いつまでも悩んでいた俺を見かねたのか先生が声をかけてくれた
「好きなもの 大切なものを書いたらどうかな」
……と
それで部長は｢テニス｣って書いたんですね
あの頃は テニスが楽しくて仕方がなかった
ただその気持ちだけを短冊には記した
上手くなりたいとか そういうことは考えずにな
しかし願い事に書いてから 不思議とテニスに身が入るようになった
子供ながら
厳しい練習によく耐えたと思うぐらいに
今の手塚部長の基礎は
その頃の練習にあるんですね
じゃあ 願い事がかなったってことですね！
フフ……
そうとも言えるな
それで天野は 何を願うんだ？
俺の願いは……
男子だと途端に饒舌になる部長(笑)。
「テニス」とだけ書いている様子を思い浮かべると可愛いです(^^)。
女子での「テニスを初めて…」の台詞はあきらかに「始めて」だと思うんですが元々の文に合わせました。
どうせ手塚部長なんだから恥ずかしい、とかは「汗顔の至り」とか小難しく言って欲しかったなあ(爆)。
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