※灰色字項目は存在せず
▲ フォロー役 （……観月さん、なんであんなこと言ったのかな？ でも、あの言い方ってないよね。 ……あー！ もいいや！ 観月さんなんて、知らない！） うわっ！ だ、誰っ！？ 不二さんか〜。 も〜っ！ 驚かさないでください！ どうしたんですか？ そんな、真剣な顔して……。 今日の練習試合のことでどうしても言っときたいことがあるんだ。 （不二さん、今日の観月さんとのやり取り、見てたんだ……。） お前、観月さんの気持ち、全然わかってねぇな。 お前が男だったら俺はぶん殴ってたぜ！ は、はい……。 と、とにかく元気出せよな。 じゃあな！ （不二さん、わざわざそれを言いに……。 観月さんには自分の気持ちをわかってくれる人がいるからいいけど、私には……） ああ、もうっ！ 今日は部屋に帰って、寝よ、寝よ！ ▲ わかっているのに！ おい、どうした？ ずっとチグハグだったじゃねぇか。お前らしくねぇテニスだったぜ。 お前は度胸が武器なんだから､思い切ってガンガン打って出れば、それでいいんだ。 お前の持ち味を、もっと出せよ。スタミナだって充分あったはずだぜ。 ……私らしくないテニスだったなんて言われなくたって、わかってるのに！。 どうして、そんなこと言うんですか？ そんなこと、私が一番わかってます！ 勝っても負けても、自分のテニスができなきゃ、しょうがねぇだろ！？ いつもの元気を出せって。 俺が自主トレ、付きあってやるからさ。 ……一緒に頑張ろうぜ。 頑張れ、頑張れっってったって、私は限界まで頑張ってます！ これ以上どうしろって言うんです？ おい、巴、なにテンパってんだよ！？ もう、ほっといてください！ 待てよ、巴！ （これ以上、頑張るなんて無理だよ！ 自分のテニスがわかんないよ！！） ▲ 今現時点見たキャラ（跡部・亜久津・大石・裕太）で一番説教臭いです(笑)。若いのに。 俺に出来る事は…… ―――ランニングに出かけた先で――― はぁ、はぁっ……。 ふ〜〜〜……。 （あ……インドアテニス場の前に誰かいる……。 会いたくないな。このままＵターンして……。）
（不二さん！ それに、不二先輩！）
（不二さん……。昼間のこと、そんなに気にしてくれてたんだ。 誰よりも頼りたくないはずの､目標でライバルの、不二先輩に相談までして……。 すごく、ありがたいけど、私……。 どうすれば、期待に応えられるのかわからないよ……。） （……とにかく、ここにいたら二人に気づかれちゃう……。部屋に戻ろう……。） ▲ 不二にまで相談するあたり相当裕太もテンパっていたんじゃないかと…。 スランプの抜け出し方 あれ？ 不二さん！ あ、何だお前、こんな時間に散歩か？ ……偶然だなぁ。 ……不二さんも散歩ですか？ （なんか、ここに立って気がするんだけど……ま、いっか。） ちょうどいいや。 お前……そのなんか煮つまってるように見えたから、話がしたかったんだ。 えっ……？ 不二さん……。 ありがとうございます。気を遣っていただいて。 気にすんなよ。 スランプは他人事じゃねぇしよ。 俺なんて、いつでも前に兄貴がいたんだからな……。 そうですよね……。 意識するなって方が無理だけどよ､困った時ほど、つい、手本にしちまうんだ。 手本……ですか？ 不二先輩は充分すぎるほどのお手本だと思いますけど……。 でも、それじゃダメなんだ。 自分に合ったスタイルなんて、人それぞれなんだからよ。 それがわからねぇうちは、どうしてもムダに足掻いちまう。 突っ張って正反対のコトしたりよ。 不二さん……。 《選択》 『自分を知ることから始めるんですね！』 『足掻けるだけ､足掻いてみます！』 『やはり上手い人を手本にした方が……。』 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 『自分を知ることから始めるんですね！』 ああ、そのとおりだ。 自分をもう一度見つめ直せ。 俺でよけりゃ、力になるぜ。 はい！ そのときはお願いします！ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 『足掻けるだけ、足掻いてみます！』 確かにそれもいい経験になるぜ。 でも、いまはそんな悠長なこと、言ってらんねぇだろ？ はい……大会は、すぐそこなんですよね。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ……まぁ、スランプなんてハシカみたいなもんだからよ、そんなにクヨクヨするな。 そうですね！ クヨクヨする、なんて行動自体が私っぽくないですもんね！ 杏： どうしたの？ こんなところで、立ち話なんかしちゃって。 あ、杏さん。えっと……なんでもないです。 それじゃあな。頑張れよ。 はい、ありがとうございました！ （スランプは他人事じゃない……か。 私もいつか、誰かにアドバイスできるようになりたいなぁ。） ▲ 現状打破 ……裕太さん、ありがとうございました！ ふう〜〜〜っ……。ほっとしたら、なんか……眠気が……。 ――暗転―― あれ？ 私、寝てました？ はははっ。 お前、寝顔けっこうかわいいじゃん。 えっ！ そ、そうですか？ （ひえ〜、恥ずかしいよぉ。寝顔見られちゃったぁ！ 赤ん坊みたいで。 あ、ひっど〜い！ そんなこと言うんですか？ 指は、しゃぶってなかったぜ。 ほ、他に……なにやってました？ 教えねぇよ。 こんな、楽しいもの、教えられるかよ。 やだなぁ、もう、裕太さんのイジワル！ いてて……わかった、わかった。 教えてやるから、暴れんなよ。 あっ……すいません。 Jr選抜大会優勝！ ……お前、寝言で言ってたぜ。 ええっ！？ そんな大胆な寝言、言ってたんですか、私！？ いいんじゃねぇか。でっかい夢ほど挑戦しがいがあるだろ？ ……頑張れよ。 え、えーっと……はいっ、頑張ります！ ▲ 巴ちゃんの寝顔をずっと見ていたのかと思うとなんだかラブラブですねｖ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||