テニプリRD・ルート別台詞集
~越前リョーマ~
※灰色字項目は存在せず
サボリ
落ちこぼれ
ムラっ気
本当は出来る奴
天才(慢心)
孤独
3/3・試合後
・
開き直り
・
…私って何?
・
私流でいいじゃん
・
わかっているのに!
・
慢心
・
孤独
3/3・夜
・
サボってんだってな
・
私には無理です
・
フォロー役
・
俺に出来る事は……
・
昼間の件だが…
・
春の嵐
3/4・試合後
・
やってらんない
・
耐えられない
・
井の中の蛙
・
スランプ
・
逃亡の果てに
・
絆
3/5・夕
・
現状打破
・
更なる高みへ
3/5・夜
・
激励のメール
・
スランプの抜け出し方
・
気遣い
(二位限定台詞へ)
やってらんない
※試合勝利時
うん、勝っちゃったよ!
練習なんてしなくたって私は実力充分だね!
へぇー、自分の実力だと思うんだ?
リョ、リョーマ君。
これまでの練習や試合を振り返ってみれば、本当は自分の実力がどの程度の物かわかるんじゃない?
・・・・・・・・。
・・・・リョーマ君。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
※試合敗北時
あーあ、負けちゃったけど……。
練習試合なんだし、ま、いっか。
負けたのに、平気なんだ?
え?
負けても悔しくないってことは、初めから負けて当然って思ってるんじゃない?
・・・・リョーマ君。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
<自室>
(リョーマ君、怒ってたよね・・・・。
やっぱり私、選抜なんて来るレベルじゃ、なかったのかな・・・・。
このままいても、そのうち、追い返されちゃうかも・・・・。)
・・・・そんなのイヤだ。
その前に・・・・自分から逃げちゃおう。
・
・
・
<信号前>
ふう・・・・。
ここまで来ればいいかな。
飛び出して来ちゃったけど、・・・・本当にこれでいいのかな?
へぇ・・・・逃げるんだ?
練習して追いつくんじゃなくて、逃げる方がラクだもんね。
リョーマ君!?
別に逃げるっていうなら、止めないけど。
・・・・・・・・。
でも・・・・悪いけど、俺は上に行くよ。
・・・・ごめん。
私、ちょっと自分でも混乱してたみたい。
そうだよね。
逃げてもしょうがないもん。
練習して遅れを取り戻さないと!
ふーん、そう?
・・・・じゃ、帰るよ。
うん、帰ろう!
明日から心を入れ替えて練習、頑張るよ!
(よーっし、気分一新だ!
明日からは、今までの分も猛練習するぞ!)
▲
正論をズバズバ言われるとむかっ腹がたつのは何故だろう。
耐えられない
(負けちゃったよ・・・・やっぱり、もうダメなんだ。
これ以上は強くなんかなれない。
・・・・ここが私の限界なんだ。)
はぁ・・・・。
もう、やる気なんて、なくなっちゃったよ。
なんで、あんなに必死になってテニスをやってたんだろう。
あ~あ。
もう全部、どうでもいいや・・・・。
どうせもう、限界なんだし。
まだまだだね。
リョーマ君・・・・。
このくらいで限界のワケないでしょ。
で、でも・・・・練習しても、全然追いつかなくて・・・・。
いくら練習しても、みんなに置いていかれるばっかりで・・・・。
当然。
・・・・・・・・。
赤月の練習なんて、練習してるうちに入る訳ないでしょ?
練習してないんだから、上達するワケないじゃん。
リョーマ君・・・・。
うん・・・・そうだね。
リョーマ君に比べたら、私なんて、練習してるうちに入らないよね。
だったら・・・・明日からは、本当の練習をするんだね。
本気で練習する気があるなら、面倒見てやってもいいけど?
リョーマ君・・・・ありがとう。
別に。
同じ1年で練習相手になるヤツがいた方が便利だからね。
・・・・うん、そうだね!
明日からまた、よろしくね、リョーマ君!
(リョーマ君・・・・私のこと、励ましてくれたんだ。
リョーマ君の激励に応えるためにも、明日からまた、頑張らないとね!)
▲
ムカー!
なんでリョーマシナリオはこう根性論ばっかなんですかね。
井の中の蛙
・・・・まだまだだね。
これで、よくわかったんじゃない?
・・・・・・・・。
調子にムラがあるのは、自分なりのペースなんかじゃなくて、練習不足なだけだって。
(リョーマ君の言うとおりだ・・・・。
グゥの音も出ないよ。
私、全然わかってなかった・・・・!)
・
・
・
(あーあ。
私って、もうちょっといい感じだと思ってたのに。
私なりのやり方なんて、結局、通用しないのかな・・・・。)
<食堂>
ふう・・・・。
(ヤケ食いしようと思ったのに、なんにもないなぁ・・・・。
かといって、自分でわざわざなにか作って食べるってのも、ちょっとね。)
はぁ~。
(このやるせなさ、いったい、どうすれば・・・・。)
赤月、なにやってんの?
わっ!
リョ、リョーマ君!?
こんな時間に食堂なんか来て、つまみ食い?
・・・・ま、まぁ、そんなところ。
ふーん・・・・少しは落ち込んでるかと思ったのに・・・・。
まったく、探して損したよ。
ホント、うらやましいくらいの脳天気ぶりだね。
な、なによ!
脳天気って!?
落ち込んでるかと思ったのに、食堂でつまみ食いとはね・・・・。
わ、私はストレスを食べることで発散するタイプなの!
と言っても、食べ物がなかったから、なにも食べてないんだけどね。
ふーん。
じゃあ、なにか作ってよ。
はぁっ?
なんで私が!?
食べてストレス発散するんでしょ?
俺も腹減ってきたし、ちょうどいいじゃん。
じゃ、じゃあ、なにか作るけど。
・
・
・
※料理パラ300以上Ver.
・・・・どうだった?
うん、うまかったよ。
赤月は?
なにが?
食べて発散するんでしょ?
少しは気分転換になったの?
そう言えば・・・・そうだね。
なんか、悩んでたのがバカらしくなってきた感じ。
まったく単純だね。
じゃあ、明日からもまた、頑張ったら?
うん!
(もしかして・・・・リョーマ君、私のこと、気遣ってくれてたのかな?
とにかく、明日からまた、頑張らないと!
リョーマ君の気遣いに応えるためにもね。)
▲
もしかしてじゃないよ! 気遣ってんだよ!
珍しくリョーマと心がひとつになった瞬間。元気そうじゃん。
わかっているのに!
※勝利時
試合には勝てたけど・・・・これじゃ、ダメだ。
こんなの、私のテニスじゃない。)
※パートナー時
勝ったことは勝ったけど・・・・まだまだだね。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
※敗北時
自分のテニスが、全然できなかった……。これじゃ、負けて当然だよね。
※パートナー時
そうだね。ま、自分のテニスがでてきてても勝てるかどうか、怪しいけど。
※非パートナー時
あれでテニスをやっているつもりなの?
……まだまだだね。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
──(分岐終了)──
どうして? 練習だってちゃんとやってるのに……。
へぇ……あの程度の練習で、ちゃんとやってるつもりなんだ?
…………。
自分で満足のいくテニスができてないってことは、練習が不充分だってことなんじゃない?
できるようになるまでやらなきゃ、練習したうちには入らないよね。
ああ、もう!!
なに?
もう、うるさいなあ! 私のことは、ほっといてよ!
(こうして、今日の練習試合は終わった。
怠けてるわけじゃないのに! わかってるのに!
リョーマ君のバカーッ!!)
▲
他キャラの時にはこれ以上の練習は意味はない、と諭されるんですがリョーマだけは正反対でしたね。
この差はそのまま経験の差のような気がしてなりません。
俺に出来る事は……
(……なんだろう? どこかから、話し声が聞こえるような……。
えっ!? リョーマ君と、桃城先輩?)
桃城:
……お前、いま、モエりんのスタイルを真似して打ってただろ?
越前:
……まあ、そうっスね。
桃先輩、なんか気付いたこと、ないっスか?
桃城:
ほぉ~、なるほど。
アドバイスしてやるために、真似てプレイしてみたってか。
越前も、スミに置けねぇな。置けねぇよ。
越前:
……そんなんじゃないっス。
茶化すの、やめてもらえます?
桃城:
ま、あいつにとっちゃ、初めてのスランプだからな。
しっかり支えてやれよ。
(あっ、こっちへ来る! 隠れなきゃ!!)
(…………。)
(でも、リョーマ君が、そこまで私のこと、気にかけてくれてるなんて……。)
(でも……私はその期待に応えることができるのかな?
……とりあえず、部屋に戻ろう。)
▲
あー、ちなみに桃の呼び名ですがどうもどの呼び方でもここでは「桃城先輩」のようです。
私「桃ちゃん先輩」だったのにここだけいきなり他人行儀な巴ちゃんでしたから。
スランプ
よし、今なら誰もいないし、思いっきりやれるぞ!
私の、テニスのが大好きだっていう気持ちの全てを・・・・。
私のテニスへの想いを全部、練習にぶつけるんだ!
ずいぶんと大声で、恥ずかしいこと叫んでるね。
リョ、リョーマ君!?
聞いてたの?
聞いてたけど?
うう~。
なに、人の青春の叫びを、立ち聞きしてんのよ!!
バカじゃないの?
そんなに大きな声で叫んでれば、イヤでも聞こえるでしょ。
・・・・・・・・。
・・・・練習にぶつけるのもいいけど、ハードな練習の後なんだし、筋肉を休ませることも考えてる?
うーん、それもそうか・・・・。
じゃあ、私のこの気持ちのやり場は!?
別に、赤月が今やろうとしていた、やみくもな練習をしなければいいだけ。
疲労が溜まったときにしてこそ効果が上がる練習もあるしね。
へぇ~、そうなんだ。
まったく・・・・ま、ひとりじゃ何も出来ないみたいだから、これからも何かあったら相談すれば?
う、うん・・・・。
そうします。よろしく。
じゃ、練習、はじめるよ。
えっ!?
相手、してくれるの?
ありがとう!
(このあと、リョーマ君を相手にじっくりと練習した。
ハードな練習ではなかったけど、スランプを抜け出すためのヒントをつかめた気がする。
あのパニクってた気分がすっかり落ち着いたのは、リョーマ君のおかげだよね。)
▲
『練習が足りない』ってほざいてたのはリョーマじゃん!
感心して素直に言うこと聞いてる巴ちゃんが哀れだよ・・・・。
現状打破
リョーマ君、ありがとう!
おかげで、すごく上達した気がするよ。
まだまだだね。
ええーっ!?
自分で言うのもなんだけど、明らかに進歩のあとはあったよ。
まぁ、悪くはなかったけどね。
でも、こんなもんじゃないだろ?
まだまだ成長出来るハズだしね。
それは、そうだけどね。
でも、1日の特訓の成果としては結構なモンだったでしょ。
ま、今日のところはね。
ちぇっ。
ホント、いちいち言うことがかわいくないんだから。
本当に・・・・。
(あれ?
どうしたんだろう・・・・。
頭がフラフラする・・・・。)
───暗転───
お、おい!
どうしたの?
(う~ん、この感覚・・・・もしかして、リョーマ君に抱きとめられてるような?)
・・・・ちょっと、いつまで寄っ掛かってるの?
・・・・重いんだけど?
な、なんですって!
もう大丈夫だから、離して平気!!
なんだ、元気そうじゃない。
急に倒れたから、どうしたのかと思った。
お腹でも空いたの?
もう・・・・!
ちょっと疲れちゃっただけだよ。
・・・・そう。
・・・・ありがと。
ちょっと、うれしかったかも。
・・・・ちょっと重かったけどね。
あと、ちょっと柔らかかった。
えっ!?
なんでもない。
そんなことより、大丈夫なら、そろそろ帰るよ。
まだ練習試合には間に合う時間だしね。
うん、そうだね。
特訓の成果、見せてよね。
わざわざ付き合ってやったんだからさ。
うんっ!
しっかり見せてあげるから、ちゃんと見ててよね!
▲
このムッツリスケベめ。
つーか無理させたから倒れたんだって気付よリョーマ!
仮にも女の子だよ! イノシシ娘だけど!
スランプの抜け出し方
あれ、リョーマ君? こんなところでなにやってるの?
……別に。
ははぁ……さては、愛の告白ね!
相手は那美ちゃん? それとも……。
バカじゃないの。
……お前に用があって来たの。
ええっ!? わ、私に愛の告白!?
……本っ当にバカだね。そんなこと、ある訳ないでしょ。
…………。
スランプの不安をごまかそうとして、
無理にはしゃいでたって、何も解決しないと思うけど?
うっ……。
スランプも不安も、吹き飛ばしたいなら、練習するしかないんじゃない?
《選択》
『
わかった。
』
『
心配してきてくれたの?
』
『
……で、誰に愛の告白?
』
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
『わかった。』
うん。わかった。
まったく、こんな当たり前のこと、言われないとわからないんだから世話が焼けるよね。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
『心配してきてくれたの?』
そうだね・・・・わかった。
・・・・って、もしかしてリョーマ君、私のこと心配して来てくれたの?
さあ?
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
『・・・・で、誰に愛の告白?』
・・・・で、誰に愛の告白を?
ふう・・・・無理に明るく振舞ってるだけかと思ったら、本当のバカだったんだ?
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
《選択終わり》
那美:あれ? こんなところでなんの話?
……別に。じゃ、また。
うん、じゃあね。
(スランプも不安も、吹き飛ばすのは練習・・・・かぁ。
よーっし、やるしかないよね!)
▲
悪いですがリョーマのこの言葉アドバイスになんにもなっちゃいねぇ(爆)。
ムラっ気の時ならともかく本当はできる奴の時は練習はしすぎるくらいしているのに前に進まない、という悩みのはずですからね。
なのにこの偉そうっぷりは……まあ、リョーマだし。
逃亡の果てに
※逃亡後のみ
<ファミレス前>
ふう・・・・。
いくらなんでも、ここまで来れば見つからないよね。
・・・・うーん、思わず飛び出して来ちゃったけど、ここって、どこかなぁ・・・・?
ここにいたんだ?
探したよ。
リョーマ君!?
ど、どうしてここに?
逃げ出したらしいから、見物に来たんだけど?
うっ・・・・。
どうせ私なんか、調子に乗って浮かれてて、簡単に負けちゃって・・・・。
あとはもう、逃げるくらいしかないでしょ?
理屈になってないと思うけどね。
サイフ、出して。
えっ!?
なに言ってるの!?
逃げ出そうとしてたんだから、電車賃くらい持ってるんでしょ。
飲み物でものんで、落ち着いた方がいいんじゃない?
ちょうど自販機もあるし。
じゃ、じゃあ・・・・。
はい、おサイフ。
・
・
・
・・・・どう、落ち着いた?
う、うん。
落ち着いたんなら、わかるんじゃない?
打ちのめされた人間がすること。
逃げる・・・・じゃなくて、練習。
そういうこと。
・・・・じゃ、帰るよ。
う、うん。
ジュースおごってもらったお礼に、練習くらいは付き合ってやるからさ。
ジュースって・・・・もしかして、さっきのリョーマ君のジュースも、私のおサイフから!?
当然。
わざわざ迎えにきたんだから、それくらいおごってくれるでしょ。
うう~。
しょ、しょうがないなぁ。
(しっかり所持金、減ってるし。)
その代わり、ホントに練習付き合ってよね!
キツくても、逃げ出したりしないならね。
(リョーマ君と色々話しながら合宿所まで戻った。
あんな言い方だけど、リョーマ君なりに、私のこと心配してくれたんだよね。
・・・・たぶん。
よーっし、明日からは気持ちを入れ替えて練習しよう!
頑張るぞーっ!)
▲
金返せーっ!
孤独
(それにしても・・・・。
試合には勝ったけど、なんだろう、このモヤモヤとした感じ。)
※非パートナー時
いい試合だったんじゃない?
リョーマ君。
観てたんだ?
まぁね。
・・・・でも、勝ったくせにずいぶん暗い顔じゃん。
うん・・・・。
試合には勝ったかもしれないけどなんかスッキリしなくて・・・・。
ふーん。
悪くないプレイをしてるように見えたけどね。
リョーマ君は、観てるだけだから、そんなことが言えるんだよ!
・・・・・・・・。
・・・・ゴ、ゴメン。
怒鳴ったりして・・・・。
いいけど、別に。
確かに、コートに立った人間にしかわからないことって、あるしね。
うん・・・・。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
※パートナー時
なかなか、いいプレイだったんじゃない?
赤月にしては。
リョーマ君・・・・。
・・・・どうしたの?
いつも脳天気なくせに、ずいぶん暗いじゃない。
・・・・うん。
なんでだか、よくわからないけど、スッキリしなくて・・・・。
今のプレイのこととか、なんか、色々と。
ふーん。
ま、あれで満足しないんだったら、お前も成長したんじゃない?
もう!
人が真剣に悩んでるんだから、茶化さないでよ!
・・・・別に、茶化してる訳じゃないけど。
・・・・ご、ごめん。
ちょっとイライラしてて。
いいけど、別に。
ま、たまには悩んだりするのも、いいんじゃない。
う、うん・・・・。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
――(分岐終了)――
(こうして、今日の練習試合は終わった。)
▲
珍しくリョーマがおとなしい。
春の嵐
ああ、もう!
ムシャクシャする!!
(めちゃくちゃ練習してスカっとしようと思ったのに・・・・。
急に雨が降ってきたせいでグラウンドが使えなくなっちゃうし・・・・。
かといって、インドアテニス場に行ったら、誰かと会っちゃいそうだし。
・・・・うん、今は誰とも会いたくない気分なんだよね。
う~、どうしよう。)
何やってんの?
あ・・・・。
(リョーマ君・・・・。
ここは適当に挨拶してさっさと行こう。)
ちょっと、散歩してただけだよ。
じゃ・・・・。
ちょっと。
・・・・なに?
話があるんだけど、いい?
《選択》
『
話すことなんかないよ!
』
『
・・・・別にいいけど。
』
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
『話すことなんかないよ!』
──稲光──
話すことなんかないよ!
二位キャラ(※今回は忍足):
・・・・どないしたんや?
ふたりして怖い顔して、なんかあったんか?
いえ、なんでもありません。
私、ここで失礼しますね!
(はぁ、どうしたらいいのか全然わかんないよ!
もう、私のことなんかほっといてくれればいいのに・・・・。)
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
『・・・・別にいいけど。』
・・・・別にいいけど。
なんの話?
大した話じゃないんだけど・・・・。
なんか赤月、イラついたりしてない?
!?
う、うるさいなぁ。
リョーマ君には関係ないでしょ。
関係ないことはないと思うけど。
目の前の人間にそんな様子でいられると、気になるんだよね。
何かあるなら、話してみれば?
どうせくだらないことだろうけど、聞いてあげるよ。
・・・・もう、ほっといて!
どうせ話したって、リョーマ君なんかにわからないよ!
あ、待てよ!
(はぁ、もう、どうしたらいいのか全然わかんないよ・・・・。
でも・・・・言いすぎちゃったよね。
・・・・もう、リョーマ君とは顔が合わせらんないよ・・・・。)
▲
躊躇無く「話すことなんかない」という選択肢を選んだ私は鬼です。
しかし「別にいいけど」を選んで先の選択肢が正解だったと痛恨の極み。
悩みを聞くのに『どうせくだらないことだろうけど』はない。
絆
(勝つには勝ったけど・・・・これじゃあ、ダメだよ。
私の理想とするテニスには、全然近づいてない・・・・。
理想のテニスに到達するには・・・・やっぱり練習しかないよね。
それも、今まで見たいな甘っちょろい練習じゃなくて、とびっきりハードなヤツ。
とりあえず・・・・合宿所の周りを1000周・・・・ううん、10000周だ!!)
・
・
・
ハァ、ハァ、ハァ・・・・。
(まだまだ・・・・これくらいじゃ、理想のテニスなんて・・・・。
で、でも・・・・なんだろう。
頭がフラフラする。
これって、もしかして熱中症とか脱水症状とか、そういうことかな・・・・?
もう・・・・ダメ・・・・。)
・
・
・
(・・・・・・・・・・・・・・・・。)
(・・・・・・・・・・・・。)
──バウンド音──
(・・・・・・・・。)
──ボールのぶつかる音──
あいたっ!
・・・・な、なに!?
なんだ、生きてたんだ?
なんですって!?
全然動かないから、死んじゃったのかと思った。
ちょっと!
ふざけるにしたって、女の子に、こんなに強く打ち込むことないじゃない!?
こういう時は、ただ当たるだけの弱いボールを打つもんでしょ!
ずいぶん、元気そうじゃない。
無茶な練習して、気絶してた割には。
うっ・・・・。
な、なんでそれを?
赤月みたいな単純な人間の考えることは気付くなっていう方が無理だね。
うっ。
とりあえず、水でも飲んで休んだ方がいいんじゃない?
まだ目が冷めないっていうなら、もう1発、打ち込んでやってもいいけど?
※原文まま。おそらく「目が覚めない」or「目が醒めない」。
結構ですっ!
・
・
・
どう?
落ち着いた?
うん、まぁ。
それにしても・・・・合宿所の周りを10000周ねえ。
いやぁ、それほどでも。
でもまぁ、途中から何周したか、わかんなくなっちゃったんだけどね。
別に、誉めてなんかいないよ。
むしろ、その逆。
バッカじゃないの?
そんなに無闇に走ったって、なんの意味も無いだろ。
大体、1周何分で走る気でいた訳?
1分だとしても、走り終わった頃はみんな家に帰ってるんだけど。
うっ・・・・。
で、でも!
私は私なりに必死なんだよ!
合宿所に来てからも、これ以上ないってくらい、練習に打ち込んできたつもりなのに・・・・。
まだまだ、私が思い描く、理想のテニスには程遠いんだよ。
へぇ・・・・ここんとこ、なかなか悪くないテニスをしてたと思ってたけど・・・・。
そんな風に考えてたんだ?
どうせ・・・・私は単純で、バカですからね。
なに言ってるの?
誉めてるんだけど?
・・・・誉めてたんだ。
(リョーマ君の言葉は、イヤミなのか本気なのか、イマイチよくわからないよ。)
今のテニスに満足しないで、もっともっと高いレベルに理想のテニスを置く。
いいんじゃない?
今日みたいに身体を壊しそうな無茶な練習しなければ。
それはもう、言わないでよ。
練習でもなんでも、なにか悩みがあるなら、相談しなよ。
リョーマ君・・・・。
しょうがないだろ。
ほっとくとなにするか、わからないし。
同じ青学の1年で、おまけに、合宿から帰れば住む家まで一緒なんだから。
・・・・うん。
ありがとう、リョーマ君。
(リョーマ君のおかげで気持ちが落ち着いたみたい。
リョーマ君はああいう言い方しかしないけど、私を心配してくれてるんだよね、たぶん。
明日からは、もっといいテニスができる気がする。)
▲
あー・・・・どう解釈しても私どうしてもこのイベント好きになれません。はてしなく急下降するリョーマの株・・・・。
更なる高みへ
のどが渇いたね。
じゃあ、水でも飲めば?
・・・・・・・・。
じょ、冗談に決まってるじゃない。
や、やだなあ、そんな目で見ないでよ。
お礼に、ジュースおごってあげるから。
自販機まで行こうか?
たまには座って・・・・コップに氷と一緒に入ったジュースが飲みたいね。
うう~、わかったよ。
ファミレスで、なんか、おごってあげる。
悪いね。
うう・・・・。
あ、ジャージで行くのはアレだから、着替えてからね。
着替えてから、また集合しよう!
<ファミレス>
リョーマ君、なににする?
じゃあ、キノコの和風パスタ。
あと、ドリンクバー。
えっ!?
食べ物も食べるの?
じゃあ、私も。
実は、お腹すいてたんだよね。
じゃあ、リゾットとドリンクバーにしよっと!
あんまり、食べ過ぎないでよね。
この後、練習試合があるんだから。
わかってるよ。
もう、うるさいなぁ。
言わないと、また食べ過ぎちゃうんじゃないの?
こないだだって、動けなくなるほど食べてたでしょ?
あ、あれは・・・・リョーマ君のお母さんが、ケーキたくさん買って来たから。
だから、ちょっと食べ過ぎちゃっただけ。
ちょっとじゃなかったと思うけどね。
・・・・と、そうだ。
《選択》
『食後にケーキ食べよう。』
『食後にデザート食べよう。』
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
──(選択結果同じ)──
ふう・・・・。
まぁいいや。
じゃあそれ、1口ちょうだい。
えっ!? い、いい・・・・けど。
どうやって? アーンって?
バ、バッカじゃないの?
フォーク貸してくれれば済むじゃん。
そ、そうか。
・
・
・
いや~、美味しかったね!
まぁまぁだね。
あっ、そろそろ戻らないと練習試合に遅れちゃうよ。 じゃあ、急いで戻るよ。
特訓の成果、見せてよね!
うんっ!
しっかり見ててよね、リョーマ君!
▲
え、何この人ヒモ? タカリ?
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