※灰色字項目は存在せず
やってらんない
※試合勝利時
うん、勝っちゃったよ! 練習なんてしなくたって私は実力充分だね!
※試合敗北時 あーあ、負けちゃったけど……。 練習試合なんだし、ま、いっか。
・・・・・・・・。
あっ、切原さん。
・・・・あのさぁ、お前って、ゲームに対する真剣さが足りてねぇんじゃねぇか?
そんなことないですよ。 ちゃんと試合だってしましたし。
どうだかな。試合後の態度を見る限り、そうは見えねぇよ。そんなことでこの先、強くなれんのかよ?
そりゃあ・・・・。 (・・・・切原さんの言う通りかもしれない。) (確かに試合の後の私、もっと強くなることなんか考えてなかった・・・・。)
そんな浮ついた心構えじゃ、この合宿にいる意味、ねーよ。
・・・・! ・・・・すみませんでした。 だったら、出て行きます・・・・!
お、おいコラ! 話はまだ終わっちゃ・・・・
(やっぱり、私にとってはこの合宿、身分不相応だったんだよ・・・・。) (私なんていっそ、いなくなっちゃった方が・・・・。)
ハァハァ・・・・。 やっと追いついたぜ。 なんで出てくんだよ!?
切原さん!? だって・・・・切原さんが、私が合宿所にいる意味はないなんていうから・・・・。
だから、ちょっと待てよ! いつ俺が出て行けって言ったよ?
・・・・そ、そう言えば。
まったく、人の話は最後まで聞けってんだよ、このスットコドッコイが!
はうぅ、すみません。
あのな、俺は、お前に出て行ってほしいんじゃなくてだな、もっと頑張ってほしいんだよ! まだお前、この合宿でなにもやってねぇだろうが!
き、切原さん・・・・。
(そうだよ・・・・。なにもしてないのに勝手に身分不相応だなんて・・・・ただ逃げてるだけだよ。) (ようするに私、まだ合宿に参加もしてなかったんだ・・・・!)
これからでも・・・・まだ、間に合うでしょうか?
大丈夫だって。 ま、とにかく、もう合宿から逃げるだなんてこと考えるなよ。
はいっ!
けど、残りの期間で巻き返すにゃあシャレにならねぇキツさだと思うぜ。
覚悟はできてます!
・・・・くじけんのも早ぇけど、立ち直りも早ぇな、お前。
えへへ、切り替えが速さには自信がありますから!(※原文ママ)
ああ、それからよ、俺に出来ることがありゃ手伝うぜ。
はいっ! よろしくお願いします!
(よーっし、気分一新だ! 明日からは、今までの分も猛練習するぞ!)
▲
切原、優しい……! もっとメチャクチャ怖いと思ってたから優しさと冷静さにじーんときました。
耐えられない
(負けちゃったよ……。 やっぱり、もうダメなんだ。 これ以上は強くなんかなれない。 ……ここが私の限界なんだ。)
(でも、練習しないと・・・・。 ・・・・ううん、やる気がしない。 はあ・・・・もう、いいや。)
おっ、今日はもう上がりか?
あっ、切原さん・・・・。 だって、もう今日の練習試合も終わりましたし。
夕食までは、まだ時間はあるだろ?
そりゃまぁ、そうですけど・・・・。 でも・・・・あんまり気が乗らないし・・・・。
・・・・気の乗らないときにやっても、あまり成果はないってか? でも、惜っしいなぁ。 才能があるのなら、練習はやっただけ実になるのになぁ〜。 ・・・・ないヤツがやってもムダだけど。
(・・・・ムカ〜ッ!)
切原さん!
ん? なんだよ?
なんで、そんな無神経なコト、言うんですかーっ!? たとえ才能がなくったって、頑張れば、上達するかもしれないじゃないですか!
・・・・ちょっと待て。 なんで、お前が怒るんだよ?
だって・・・・それは切原さんが、私は練習やってもムダだって・・・・。
ははは! なんだよ、お前、自分に才能がないって思ってんのか?
えっ、あっ、その・・・・・・・・はい。
巴は違うだろ?
へっ?
巴には才能があるって、言ってるんだよ。
・・・・もう! どうせまた、私のことをからかってるんでしょ?
まっ、どう取ろうとお前の勝手だけどな・・・・。 俺は、才能が空回りしてるだけだと思うぜ。練習してりゃ、そのうち歯車が噛み合うんじゃねぇか?
才能の・・・・空回り、ですか・・・・。
おっと、俺はまだ別メニューが残ってるから、ここで失礼するぜ。 ・・・・じゃあな。
(切原さんって、もしかして私のこと、励ましてくれてたのかな・・・・? 私に才能があるって言ってくれて、正直、ちょっと嬉しかったかも! ・・・・よーっし、あの切原さんが評価してくれてるんだから、もっと頑張らなくっちゃねーっ!)
▲
才能が空回り…上手い事いいやがる…。
フォロー役
(でも、今日の真田さんの言い方、アレってないよね……。 ……ん、あれは!?)
ぃよう、赤月。
切原さん? どうしたんですか、こんな時間に。
真田さんが練習試合後にああ言ったのは、お前のこと、心配してるからなんだぜ。
は、はい……。
(切原さん、今日の真田さんとのアレ、見てたんだ……。)
赤月、いつまでも落ち込んでんじゃねぇぞ。 ……じゃあな!
(切原さん、わざわざそれを言いに……。 真田さんには自分の気持ちをわかってくれる人がいるからいいけど、私には……)
ああ、もうっ! 今日は部屋に帰って、寝よ、寝よ!
▲
切原が真田のフォローって何気に超珍しいシーンなんじゃ!?
井の中の蛙
この合宿にいるヤツは、俺も含めて、全員、死ぬほどの練習をやって来てんだぜ? いくらお前が本番に強くたって、きっちり基本が身についてるヤツが最後に笑うんだぜ。
(そんなこと、言われたって・・・・。 あんな大口叩いちゃったあとじゃバツが悪すぎるよ・・・・。 ・・・・ああ、もう、恥ずかしくてみんなの顔が見られないよ!!)
・
・
・
(あーあ。 私って、もうちょっといい感じだと思ってたのに。 私なりのやり方なんて、結局、通用しないのかな……。)
はぁっ、はぁっ・・・・。 (もう、恥ずかしいよぉ。)
よっ、ヘコんでるなぁ! 巴。
あっ、切原さん・・・・。
どうしたどうした? 今日の練習のことで落ち込んでんのか?
・・・・・・・・。
・・・・ったく、らしくないよなぁ。 いつものお前らしく、元気いっぱいに乗り切ればいいじゃんか。
・・・・ダメなんですよ。
なんでだよ?
私らしくやってたから、今、悩んでるんですよ!
へぇー。 つまんないことで悩んでるんだな、お前って。
つまんないことじゃないです! そりゃあ、切原さんみたいな人にはわかんない悩みでしょうけどね!
おいおい、俺に八つ当たりすんなよ。 ・・・・にしても、ガッカリだな。 お前って、この程度のことでヘコむようなヤツには見えなかったんだけど。
そんなこと言われたって・・・・。 私だって、切原さんがそんなこと言う人だなんて・・・・。
・・・・。
(・・・・あれ、どうして切原さん、そんな顔をするんだろ・・・・。 ・・・・! そっか。わかった・・・・。)
・・・・切原さん。もしかして、私を怒らせようとしてわざとそんな厳しいこと・・・・。
・・・・あっ、いや。 別にそういうつもりで言ったワケじゃあ・・・・。
(ただヘコんで何もしないくらいなら怒ってムキになる方が私らしいってこと・・・・? ・・・・そっか。これまでも私らしくしようってしてたけど、逆にらしくなかったのかもしれない。 私らしさ・・・・そうだ。 青学に入ったばかりの頃の私なら、もっと真っ直ぐに・・・・!)
いえ・・・・いいんです。 ありがとうございます。 私、頑張ります! 頑張って、頑張り通して、もっと自信が持てるようになってみせますから!
え? ・・・・あ、いや。 なにがなんやら、わかんないけど、ま、これはこれでいいや。 お前がそう思ってくれるんなら、俺も悪い気はしないしさ。
えへへ・・・・。
な、なに笑ってるんだよ!? ・・・・じゃあなっ!
(切原さん・・・・ ありがとうございます! 私、勝負の結果に流されちゃって、自分らしさってことすらも見失ってしまってたんだ・・・・。 それを気付かせてくれた切原さんのためにも、もっと頑張って行かなきゃね!)
▲
意図的だったのか本当に何も考えていなかったのか微妙なところがまた切原っぽい(笑)。
わかっているのに!
(自分のテニスが、全然できなかった……。これじゃ、負けて当然だよね。 練習が足りてないのかな? ううん、そんなことはないはず。)
おっ、どうしたんだよ? 妙に元気ないじゃん?
あっ、切原さん……。
なんだよ、試合のことを気にしてんの?
だって、自分のテニスがまるで出来てなくて……。
へっ? ……そうなの? お前、よくやってたじゃん。気にすんなって。
で、でも……。やっぱりこのままじゃ……!
ちょっと暗すぎるんじゃないの? こーんな顔ばっかしてると、疲れちゃうっスよ〜。
茶化さないでください!
今日の試合内容に、納得いってないんだったら、あとちょっと頑張ったらいいじゃん。
頑張ってます! 私なりに頑張ってるのに、結果が出ないから、苦しんでるんじゃないですか!
お、おい……泣いてんのか? 別に泣くようなことじゃ…… ……あ、おい! どこ行くんだよ!
自分のテニスができる切原さんには私の気持ちなんて、わかるはずないんです!
(どうして、できないんだろ……? 練習だって怠けてなんかいないし、真剣にやってるってのに……。)
▲
個人的に翌日パートナーに選んだ時に前日のことを気にしているっぽい会話が出たのもツボでしたv(天才ルートでもですがね)
俺に出来る事は……
はぁ……。風が気持ちいいや。
(あれ、誰かいる。ここなら誰もいないと思ってきたのに……。 でも、こんな時間に誰がなにしてんだろ? のぞき見しちゃえ。)
切原:……なんて言うか、『俺の言い方が悪い』ってコトなんだろうと思うんだけどよ。
(切原さん! それに…… えっ? リョーマ君!?)
越前:自分でそう思うんなら、そうなんじゃないっスか? ……って言うか、なんで俺に聞くんスか?
切原:そりゃ越前、お前がアイツと同じ学校で同じ学年だから聞いてんだ。 なら、俺よりはなんかわかんだろ?
越前:さぁ? そんなこと、直接聞けばいいんじゃないスか? 赤月本人に。
切原:それができりゃあ苦労はしねぇよ! なぁ、なんて言ったらいいのか、頼むから教えてくれよ……。
(……ダメ、これ以上、見てらんないよ……。 切原さんは、あんなに一生懸命私にどうアドバイスすればいいか考えてくれてる……。)
(でも……それに応える事がいまの私にできるの?)
(…………。)
(……とりあえず、見つかっちゃう前に戻ろう。)
▲
とりあえずリョーマに相談したのは明らかに人選ミスだと思われます……。
スランプ
(はぁ、はぁ。あと5キロ走ろう。 それが終わったら壁打ちをやるんだから・・・・!)
ハァハァハァ・・・・。 (まだまだ・・・・。 まだまだこんな練習じゃあ・・・・。)
よっ、どうした? 元気ないのな。 調子、悪かったりすんのか?
別に調子が悪い訳じゃあ・・・・。
だったら、いつものお前らしく、もっと元気だせよ。
あの・・・・今の私って、そんなに私らしくないですか?
らしくないというか、なんというか・・・・。 無理してるように見えるんだよな。 もっとこう・・・・そうだなぁ・・・・気楽にやったら、いいと思うぜ。
気楽に・・・・ですか?
そう、気楽にだ。 そうすれば、もっとお前らしさが出ると思うんだけどな。
・・・・・・・・。
それに、無茶な練習したって、大して技術は身につかないぜ。 リラックス、リラックス。
・・・・そうですね。 私、もう少し、肩の力を抜いてやってみようと思います!
それがいいって。 んじゃ、頑張れよ。
はいっ、肩の力を抜いて頑張ります!
あっ、肩の力抜いたからって、頑張り過ぎんなよ。 身体壊したら意味ねぇんだからな。
あ、はーい!
(切原さん、私のこと、心配してくれてたんだ。 ・・・・ありがとうございます。 私、ひとりじゃないんだ! よーし、焦らずにじっくりと頑張って行くぞーっ!)
▲
もうなにこの優しい先輩! 言うだけ言ったらさっと引っ込む潔さも含めてすごく好き。
現状打破
※特訓後会話のみです。
……切原さん、ありがとうございました!
お疲れー。
ねぇ、切原さん。私も結構、やるもんでしょ? なーんて。えへへ……。
まぁ、そうだなぁ……。思ってたよりはやるんじゃねぇの。
もう! なんでこんな時ぐらい、素直に誉めてくれないんですか!?
えっ? 誉めてるじゃん。
……そうなんですか? そんなに誉められたって気はしませんけど。
ったく、そんなことで怒るなよな。 ほーら、リラックスリラックス。
(あ……頭をポンポンって……。)
……切原さんって、私を小動物か何かと同じだと思ってませんか?
…………。
…………。
いや、そんなことねぇって。
うそ! 今、変な間があった! 図星だったんでしょ!!
おいおい……ヘソ曲げんなよぉ。
もう……知らないっ!
おおっと、そろそろ練習試合の時間だぞ! ほら、行くぞ!
あーっ! 切原さんったら、話をそらしてゴマかそうとしてる!!
ははっ……バレたか。 でもな、練習試合がもうすぐ始まるのはマジだぜ。
あっ、ホントだ。 ……もう、このことはそのうち聞かせてもらいますからね!
へいへい。
それはそれとして…… 切原さん、特訓、ありがとうございました!
へへっ、なーんか照れるぜ、こーゆーのはよ。 まぁ、いいや。とにかく特訓の成果、しっかりと見せてくれよな!
はいっ、任せてください!
(切り原さんとの特訓のおかげで新しい力が手に入った……! 私だって頑張ればできるんだ!)
▲
うーん、会話が長い! さすが漫才コンビ(笑)。
慢心
※パートナー:勝利時
ふふ。 今日の試合はいい感じだったな。 やっぱり私って、天才かも!
へぇ、ごきげんじゃん?
あっ、切原さん! そりゃそーですよ。 んもー、これが絶好調ってヤツ?
おいおい、今の試合正直言って、お前、足手まといだったぜ。 自分勝手にやってくれちゃってさ。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
※パートナー:敗北時
今日の試合、惜しかったなぁ。 けっこういい感じだと思ったのに・・・・。
よう、残念だったな。 でも、悪くない試合だったと思うぜ。
あっ、切原さん。 ですよね! そうですよね! 負けちゃったのは、きっとたまたま運がなかったからですよね!
・・・・おいおい、負けた理由は運なんかじゃねぇだろ。 前言撤回、最悪の試合だ。
えっ・・・・。 それってどういうことですか? 私、これといったミスもしてないし、反省するところも別にないはずです!
ちぇっ、ぜんっぜんわかってねぇ。 ま、調子に乗ってるヤツにはなにを言ってもムダってか・・・・?
なんでそんなことを言うんですか! 私の調子がいいのが、そんなに気に食わないんですか!
《分岐終わり》
(なによ、なによ! 切原さんなんて、全然なにもわかってないくせに!)
(・・・・こうして、後味の悪いまま今日の試合は終わった。) (・・・・もしかして切原さん、私の才能に嫉妬してたのかなぁ? だからあんなこと言ったり・・・・?)
▲
昼間の件だが…
(ここんとこ、絶好調だよね! 私って、もしかして天才かも!?)
調子がいいと、夜の散歩もごきげんだよねーっ。
本当にごきげんなのか?
あっ、切原さん・・・・。
本当にいい気分なのか、それを聞いてるんだけどよ。
えっ、それって、練習試合のことですか?
ああ、そうだよ。
《選択》
『またその話か・・・・。』
『謝った方がいいかな・・・・。』
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
『またその話か・・・・』
(試合後だけじゃ気が済まないから夜にもわざわざやって来たってこと? そんなことされても、別に私、考えを変えるつもりなんてないしなぁ。 でも、変な雰囲気になると今後やりづらくなっちゃうしね・・・・。)
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
『謝った方がいいかな・・・・。』
(あのとき言われたことは切原さんの言葉の方が正しいような気がする。 私が悪かったっていうか・・・・。 そう思うなら、謝っちゃった方がいいのかなぁ・・・・。 でも、どうやって謝ろう? なんか、謝りづらいんだよね・・・・。)
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
《選択終わり》
黙っちまったかよ。 まぁ、そりゃそうだよな。 そんな簡単に割り切れねぇよな。
え? あ、その・・・・。
わかったよ。 今日は、もういいや。 それじゃ、明日な。
(どうしよう。 切原さんとのこと・・・・。 このままで、いいのかなぁ・・・・?)
▲
切原、こんなスットコドッコイ相手でもキレない! てかここで謝ってりゃ巴ちゃんも……。
逃亡の果てに
※逃亡後のみ
<ファミレス前>
ふう・・・・。 いくらなんでも、ここまで来れば見つからないよね。 ・・・・うーん、思わず飛び出しちゃったけど、ここって、どこかなぁ・・・・?
ふう・・・・やっと見つけた。 赤月・・・・。 なぁ、どうしたんだよ?
あ、切原さん・・・・。 私・・・・もう戻りません。 だって、もうみんなに合わせる顔がないんですもん!
・・・・・・・・。 んじゃ、ちょっと俺に付き合えよ。 いいだろ?
あ、はい・・・・。
<ゲームセンター>
って・・・・なんでゲームセンターに? 私、今、ゲームする気分じゃないんですけど・・・・。
いいから、いいから。 んじゃ、そこ座ってやってみろよ。 面白いぜ、その格闘ゲーム。
えっと、あの〜。 私、この手のゲームはやったことないんですけど・・・・。
・ ・ ・
・・・・わーい、勝ったぁ! 切原さん、私、勝っちゃいましたぁ!
どうだよ? 少しは気が晴れただろ?
はい! レバーとかガチャガチャやってるうちに勝てちゃうし、面白いですね!
最初のうちは、その調子でも勝てるんだよ。 でも、本気で上達したいのなら、基本技や必殺技はもちろん、返し技も覚えなきゃなんない。
へぇー、そうなんですかぁ。 結構、奥が深いんですね。
・・・・テニスもゲームと一緒でさ、才能だけで上達するには必ず限界があるんだよ。 とことん強くなりたきゃ、徹底的に練習するしかない。 それだけなんだぜ?
(そっか・・・・そうだよね! 切原さん、そのことを伝えるために私をつれて来てくれたんだ・・・・。)
お前が才能にアグラをかくヤツじゃないって、俺は信じてるぜ。
・・・・切原さん、どうもありがとうございます。 これで明日からの練習も、頑張ってやっていけそうな気がしてきました!
んじゃ、明日っからは俺がお前のことを鍛えてやろっか?
あ、はいっ! 切原さん、どうかよろしくお願いします!
(うん、明日から、また頑張ろう。 もう、勝っても当然だなんて思わないよ・・・・絶対に! よーっし、心を入れ替えて、合宿の残りの期間を頑張ろう。 ファイッ、オーー!!)
▲
天才ルートでもサボリルートでも絶対に巴ちゃんを突き放さないのがいい…
春の嵐
ああ、もう! ムシャクシャする!!
(めちゃくちゃ練習してスカっとしようと思ったのに・・・・。 急に雨が降ってきたせいでグラウンドが使えなくなっちゃうし・・・・。 かといって、インドアテニス場に行ったら、誰かと会っちゃいそうだし。 ・・・・うん、今は誰とも会いたくない気分なんだよね。 う〜、どうしよう。)
よっ、巴。 どこ行くんだよ? 娯楽室なら満員だったぜ。
あっ、切原さん・・・・。
(ここは適当に挨拶してさっさと行こう。)
こんばんは。 ちょっと散歩してたんです。 それじゃ・・・・。
おいおい、どうしたんだよ? いつものお前らしくないじゃんか。
あの・・・・切原さん・・・・私らしさって、なんだと思いますか?
そりゃあ、元気で明るく、根拠のない自信を持ってる天然系パワフルガール、だろ?
・・・・・・・・。 (そう見られてたんだ。)
それより、なに悩んでんだか知らないけどよ・・・・俺に話してみろよ。
《選択》
『・・・・別にいいですけど。』
『話すことなんかありません!』
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
『話すことなんかありません!』
話すことなんてありません!
なんでだよ? 俺って、そんなに頼りにならないように見えるか?
そんなことは無いですけど・・・・ごめんなさいっ!
おい、待てよ、巴。
誰に話したって、わかってくれるわけないんだから!
※新密度二位キャラ←今回は真田 ん? どうかしたのか、赤月?
なんでもありません。 ・・・・失礼します!
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
《選択終わり》
(はぁ、どうしたらいいのか全然わかんないよ! もう、私のことなんかほっといてくれればいいのに・・・・。)
▲
切原がいいヤツすぎて泣けてくる。
絆
(勝つには勝ったけど・・・・これじゃあ、ダメだよ。 私の理想とするテニスには、全然近づいてない・・・・。 理想のテニスに到達するには・・・・やっぱり練習しかないよね。 それも、今まで見たいな甘っちょろい練習じゃなくて、とびっきりハードなヤツ。 とりあえず・・・・壁打ち10000本・・・・ううん、100000本だ!!)
・
・
・
・・・・はぁ、はぁ。 (こんなんじゃダメ! 違うんだから・・・・!)
はあっ! せいっ! (こんなんじゃない、私のテニスは・・・・!!)
・・・・あっ!!
──暗転──
(な、なに・・・・? どうしたの、私・・・・? ・・・・起きなく・・・・ちゃ。)
(誰かやって来るみたい。 ・・・・あはは、笑われちゃうよね。 情けない・・・・。 ・・・・あ・・・・もう意識が・・・・。)
・・・・すぴー・・・・すぴー・・・・。
(・・・・なんか、身体が宙に浮いて・・・・なんだか温かい・・・・。 あれ? 揺れてる・・・・の?)
よう、目を覚ましたみたいだな。
(えっ!? その声は切原さん!? どうして・・・・? えっと、ひょっとして、私・・・・今まで、切原さんにおんぶされて来たの!?)
・・・・ごっ、ごめんなさい! 自分で歩けますから!
あー、コラ、暴れんなって!
・
・
・
ったく、別に降りなくてもいいってのによ。
本当に大丈夫ですから!
そうか・・・・。まぁ、いいや。 それにしても、だらしねぇよなぁ、お前って。 練習中にぶっ倒れるだなんてさぁ。
あう・・・・・・・・。
ときには無茶して練習するのもいいけどよ・・・・ただ闇雲に練習したって効果はゼロだぜ。
・・・・・・・・。
なんだよ、今日はヤケにおとなしいじゃん。
・・・・切原さん、私のこと、バカだって思ってるでしょ?
・・・・まぁ、どちらかっつーと、バカだよな。
やっぱり!?
だってそうだろ? 俺がおぶってやってたのにムリヤリ降りちまうんだから。
それは自分で歩けるからですってば!! それじゃあ、どうもご迷惑お掛けしました!
・・・・痛ッ!
ほーら、やっぱバカじゃん。
・・・・・・・・。
なぁ、巴。 俺はお前のこと、心配してるからここまでおぶって来たんだぜ。 それくらいのこと、少しはわかってくれてもいいんじゃねぇの?
・・・・ごめんなさい。
・
・
・
あの・・・・ここまで運んでくださってありがとうございました。
いいっていいって、気にすんなよ。 それより巴さ・・・・マジで無茶すんなよ。 倒れちまったら、意味ねぇんだからな。
はい・・・・。
・・・・ま、お前の頑張ってるとこ、俺は嫌いじゃねーけどよ。
・・・・え?
とにかくだ。サポートが欲しけりゃいつでも声掛けてくれよな。 ・・・・じゃあな、巴!
はいっ!
(切原さん・・・・私のこと、気遣ってくれてたんだろうな。 確かに切原さんの言うとおりだよ。 無茶して身体を壊しちゃったら、どんな特訓も無意味だもんね。 ・・・・合宿なんだし、ひとりで突っ走ることはないんだよね。 ・・・・ありがとう、切原さん。 私、また頑張れそうです!)
▲
おんぶおんぶ! よりによって切原に冷静に諭されるってどうなのよ。
更なる高みへ
※特訓後のみです。
<ゲームセンター>
よーし、そこだっ! ダーッと、攻めてみろ!! あーっ、違う! そこはヒョイっとかわさなきゃ! 違う、違う、違ーう!! ほらぁ、1本取られたぁ・・・・。 この程度の操作系の格闘ゲームで、負けを許すなよなぁ。
私はこの手のゲーム、よくわかんないんですよ。 ちゃんとアドバイスしてください!
んなこと言われてもなぁ。 俺はお前にわかりやすいよう、指示を出してるんだぜ?
練習を見てくれたときには、もっとちゃんとした指示をくれてたじゃないですか・・・・。
ちゃんとした指示で、本当にいいんだな?
頼みますよ〜。
わかったわかった、ほら、2本目が始まるぞ。
ROUND2・・・・FIGHT!
あわわわわ!?
ほら、相手がガードで待ってたら、A+B同時でつかんじまえよ!
ガードで待つ? ・・・・何それ? (ま、いっか。とにかくAボタンとBボタンを押してみよっと!)
やったぁ、相手をがっちりつかみましたよ!
つかんだら、とっととCでバックに回って、ほらっレバーを右に入れてAで投げて決めろって!
な、なんですか、その操作!?
って、投げ返し、くらってんじゃねぇよ!
えーっと、えーっと・・・・。
ほらほら、相手の弱パンチ連打はスウェーバックでかわして、タイミング見てダッシュBだ! あっ、バカ、コンボくらうくらいならガードしろって!
こ、コンボ?
やべぇ、敵のゲージがMAXに溜まってるじゃねーか! 狙って来る気だな。
な、なにを狙ってるんですか?
どんなに体力が残っていても相手を倒せる最強の必殺技だ。 絶対、サイドステップでかわせよ!
・・・・そう言われても、私のキャラ、頭に小鳥が回ってて動かないんですけど・・・・。
ピヨってんじゃねーよ!
ぴ、ぴよるって、何語!?
YOU LOSE.
あっちゃー、負けちゃった。
ほらな、ちゃんとした指示だとわかんなかっただろ?
なに、誇らしげに言ってるんですか!
《選択肢》
『それに、格闘ゲームは苦手なんですよ。』
『でも、楽しかったなぁ。』
『実は、ゲームはあんまり好きじゃ・・・・。』
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
『それに、格闘ゲームは苦手なんですよ。』
コツをつかめば、あっと言う間に上達するぜ。 テニスと一緒だよな。
なるほど。
・・・・お前、絶対わかってねぇな。
あはは・・・・すみません。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
『でも、楽しかったなぁ。』
だろ? この手のゲームは動体視力や試合カンとかを鍛えてくれるもんなんだぜ。
へぇー、そうなんですか。 だったら私も、もっとゲームをやってみようかなぁ。
そんときは、俺がまたコーチしてやるよ。
あはは・・・・。でも、コーチって形じゃなくて、普通に一緒に対戦してもらった方がいいかも。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
《分岐終了》
さて、格ゲーやったから、次は体感ゲームと行こうぜ。
いいですね、それ! ・・・・って、そろそろ戻らないと練習試合に遅れちゃう時間なんですけど!
やっべぇ! じゃあ、急いで戻ろうぜ!
はい! (よーっし、練習試合で特訓の成果を試すぞっ!)
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なんで得意気なのよ、切原!(笑) ゲームやってて遅刻なんてしたら100%鉄拳制裁がまってるよ。
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