※レックスVer.
第十五話剣修復イベント 第十五話夜会話
第１５話剣修復イベント
心配かけてすいません ミスミさま
ふむ、本来なら思いっきり叱りつけてやりたいところじゃがその様子では、もう他の誰かにこっぴどくやられたのであろ？
ははは・・・ベルフラウ(orナップorアリーゼorウィル）に・・・
ならば、わらわはあえて何も言うまい
ほうぼうでしでかした不義理はそなたのやり方で埋め合わせていくがよかろう
ま、言わずともそなたなら、そうするつもりであろうがな
（中略）
はあ・・・前言撤回じゃ・・・
え？
ちょっと、そこに正座しやれ・・・
え？ ええっ？？
座りやれっ！！
は、はいっ！？
そもそも、そなたはなぜにそうやって格好をつけたがる？
そんな・・・俺は、別に・・・
俺が、俺が・・・そう言っておる時点で思いきり格好をつけておるではないか！？
は、ははは・・・っ
さすがはミスミさま手厳しいな・・・
当たり前じゃ
伊達に、そなたより年を食ってはおらぬ
それに、いつの世も男というのものは同じようじゃからな？
え？
あの人もそうじゃった
どれだけ苦しくても強がって、わらわの前では、弱音をはこうとせんかった・・・
下手な芝居をしても心配する者の気持ちが変わることなどないと言うのにな
歯がゆかったな・・・
・・・・・・
そなたの持つ器は立派なものじゃ
世辞でなく、わらわはそう思うておる
じゃがな、レックスよ
なにもかも全てを己一人で背負えると思うのは、心得違いというものじゃぞ
はい・・・
そなたに比べれば微々たる器でしかないかもしれぬが受け皿の役目くらいはわらわたちにもできるはずじゃ
ミスミさま・・・
手伝わせてくれ
そなたが、わらわたちに笑顔を与えてくれたように・・・今度は、わらわがそなたに笑顔を与えてやりたいのじゃ
誰一人欠けることなく笑顔で暮らせる楽園
良人たちが望んで叶わずに終わった夢をわらわは、そなたらと果たしたいのじゃ
・・・身勝手か？
いえ、ミスミさま
それは、俺の願いでもあるんですから
レックス・・・
ありがとうございます ミスミさま
俺、自分が忘れていたものが何か、わかった気がします！
そうか・・・ならば、行くがよい
そなたの信じる道をわらわは、どこまでもついてゆくからな
はい！
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ミスミさま格好いい。
正座させられるレックスを想像するとちょっと楽しいですv
第十五話
まさか、そなたたちがあのような隠し球を用意しておったとはな・・・
果てしなき蒼、ウィスタリアス
新たな剣の力、しっかりと見せてもらったぞ
俺だけの、まして剣の力だけでつかみとった勝利じゃありませんよ
ミスミさまや、スバル、弱気な俺をはげましてくれたみんなの優しさが・・・勝つための力を与えてくれたんです
みんなの勝利、というわけか
ええ、そうです
そうか・・・それは、うれしいことじゃな
それにしても、あの剣を振るう、そなたの姿はじつに勇ましかったのう
久しぶりに戦人としての血が震えたわ・・・まるで、良人の若い頃を見ておるようじゃったな
リクトさんに？
わらわと二人で、一番槍を競うようにして、敵陣へと向かっていったものじゃ
並んで馬を走らせていくその横顔が、憎らしくもあり頼もしくもあってな・・・
はははは・・・一緒にしてしまってはそなたに、失礼かもしれんな
そんなことないですよ
なんか、うれしいです そう言ってもらえると
そうか・・・ともあれ、戦もいよいよ大詰めじゃ
そなたに負けてはおられぬ
わらわも、改めて気持ちを引き締めねばならぬな
次の戦を見ておれよ
鬼姫ここにあり、と目にものみせてくれるわ
あの、それはいいんですけどミスミさま・・・
なんじゃ？
どうして、あんな無茶したんです？
あ、いや・・・それはのう・・・はは、ははははは・・・！
笑ってごまかそうなんて考えてませんよね？
う・・・っ
すまなんだ・・・
俺のために戦おうとしてくれたことは、うれしかったけど
あんなふうに、お互いに心配かけるようなことは、もうやめましょう？
守るのも、守られるのもすぐ側にいなくちゃ、満足にできなくなるから・・・
レックス・・・うむ・・・そうじゃな・・・
イスラを倒して、剣を取り戻せば、この戦もようやく終わる・・・
そのあかつきには、盛大に見送りの宴をやらねばいかんじゃろうな
そんな、大げさですよ
なにを言うておる
最後のはなむけくらいは派手にやらせてもらうぞ？
え？
思えば、本当にそなたはよくやってくれた
ぶしつけな、頼みにこたえて子供たちに色々と教えてくれたこと、感謝しておるぞ
使っていた黒板や教卓は記念に残しておこう
うん、それがいい・・・
あの、ミスミさま？
ん？
記念もなにも、そのまま残しておいてくれないと、俺困っちゃうんですけど
じゃないと、授業ができなくなるし
え！？
そなた・・・まさか、これからも学校を続けてくれるのか？
当たり前ですよ
まだまだ、教えなくちゃいけないこともありますし
し、しかし・・・そなたは、元いた場所に帰るのでは・・・
もちろん、帰りますよ
片付けなくちゃいけない問題だってあるししばらくお休みはいただくことになっちゃうけど、必ず戻ってきますから・・・だから、クビは勘弁してくださいよ・・・
そうか・・・はは、あはははははっ♪
そうか、そうか・・・よかっ、た・・・っ
ミスミさま・・・
す、すまぬ・・・じゃが、わらわはてっきりそなたは国に帰ってしまうと覚悟しておったから・・・じゃから・・・っ
泣かないでください
じゃなきゃ、貴方の涙を止めるために、残ると決めた俺の立場がないですよ
え・・・
スバルから聞いてます
貴方はいつも、みんなの知らないところで、一人で泣いている、って
あ・・・
リクトさんの代わりにはどう考えても、なれっこないと思うけど・・・
それでも、俺は貴方のことが好きです
・・・！？
だから、側にいたい
貴方の支えになりたい
だ、だめじゃ・・・っ！
どうして？
そんなにも、やさしゅうされたら、わらわはダメになる・・・っ
あの人との約束・・・それに、そなたは人間だし年だって・・・っ
関係ないですよそんなことは
！
俺が知りたいのは、ただ貴方の気持ちだけです
それは・・・っ
それでも、ダメですか？
ダメなんかじゃない！？
うれしい、うれしいけど じゃが・・・っ
今すぐ、答えなくたっていいんですよ
俺、待ちますから・・・
どれだけ待つことになっても俺の気持ちは、変わったりしませんから・・・
レックス・・・はい・・・
必ず、勝ちましょう
そのためにも・・・
ああ・・・そうじゃな・・・
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レックスやり手だーっ！
終始押しっぱなしなのがすごく意外。
天然タラシ本領発揮ですね！(笑)
また少女みたいになっちゃってるミスミさまが可愛くてしょうがない。
ＥＤ
・・・未回収・・・
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