サモナイ4・夜会話集

〜シンゲン〜


※フェアVer.
第八話 第十話 第十一話 第十三話 第十四話 第十六話 第十八話 ED



第八話

びっくりしちゃった
まさか、あなたがあんなに強いなんて

いやはや、そんなに感心するようなことじゃございませんよ
隠し芸ともいえないくらいくだらぬものでして

でも、そのおかげでポムニットさんは無事だったんだもの
ありがとう、シンゲン

お役に立ったのならば恐悦至極でございます

お礼をしたいんだけどやっぱ、路銀とかのほうがいいよね?
あんまり、大きな額は渡せないけど・・・

結構でござんすよ

でも、それじゃわたしの気持ちが

ちゃんばらの芸でお金を稼ぐことには、もうあきあきでしてね

それって、さっきの居合いとか、剣術のことだよね?

ええ、左様で
この世界に喚ばれた時から、ずっとそうしてきたもんですから

(ああ・・・そうだった・・・この人も、召喚獣として喚ばれてきた存在なんだ・・・)

さっきのあれはおいしいゴハンへの心ばかりのお礼
そういうことにしておきましょう、ね?

うん・・・そういうことなら明日の朝ゴハンはさらに腕によりをかけなくちゃね?

え・・・ということは、また白いゴハンを・・・

当然でしょ?

(三味線を鳴らしながら)
ひゃっほーっ♪
ありがたいことこのうえなしです!

――なんていうか・・・すごい人だよね いろいろと・・・――


この人、この会話に限らず言葉の端々からかなり血なまぐさい半生が見え隠れしますよね。
だからこそ甘ちゃんなフェアをそのまま大事にしてあげたいんだろうなあ。


第十話

親の因果が子に報い・・・か
むごいことです

・・・・・・

ですが、彼女のあの必死な姿に、自分は感服しましたよ
悪魔の力がすごいとかそいういうことじゃあございません
あれだけの業を背負いそれでもなお、明るさを忘れずにい続けた彼女の心根の強さにですよ



人は、自身とは異なるものを、恐れから排斥したがるものです
異邦人である自分も大なり小なり、身につまされてますしね

あ・・・

半魔の血のせいでつらい目にあうこともあったでしょう
隠しとおせるのならずっと、隠したままでいたかったでしょう
それをあきらめてまで彼女は、大切な存在を守ろうとした
相当の覚悟がなければできやしませんよ

そうだよね・・・

そうまでして守ろうとしたものこそが・・・彼女のあの明るさと強い心根を支えているものなんでしょうね
それをけっして忘れちゃいけませんよ
でなければ・・・彼女は支えを失って今のままではいられなくなってしまう

!?

支えておやりなさい
つきあいの長い貴方たちにしかそれはできぬこと
そうでござんしょ?

うん、そうだよね!
忠告ありがとうシンゲン・・・

――お世話になったぶん 今こそ、力になってあげなくっちゃ!!


うわー、シンゲン男前!

第十一話

・・・未回収・・・



第十三話

ねんねねんねと寝る子はかわいや起きて泣く子はつら憎い・・・

なんなの、その歌は?

子守歌ですよ
鬼妖界のね
どうにも寝つけないので、一曲ぶってみようかと

寝ようとしてる本人が歌っても意味ないんじゃ?

いや、まあそうですがね

まったく・・・

死んで花実が咲くものか、花実が咲くというならばあの子の笑顔はなぜ、咲かぬ

この歌って・・・

ええ、そうです
子守歌ということになっていますけど本当のところは憂き世の無情を唄ったものなんですよね
死にゆく者への哀情と残された者たちの嘆き
そして、死に急ぐ者をいましめるためのね

シンゲン・・・

眠れない理由はね
腹が立って、仕方がないからなんですよ
どいつも、こいつも得手勝手な理由へと酔いしれた挙げ句ほいほい、命を捨てるようなことばかりしてやがる
バカバカしいったらありゃしませんよ

だけど、鬼妖界のサムライってたしか、そういう生き方をするものなんじゃないの?

だから、自分はとんずらをきめてきたんですってば
自分の命は自分のために使うもんです
見えないなにかに捧げるもんじゃありませんよ

なるほどね・・・

しかし、それが当人にとって満足だってことでしたら出しゃばって止めるほど、野暮天じゃありませんがね

ははは・・・

ま、なんだかんだ言って、自分勝手なんですよ
好きなように生きて好きなように死ぬ
これだけできれば万々歳って思っているんですから

でも、それって実際には難しいことなんだよね

ええ、それがまさに憂き世のつらさというヤツでして・・・

――死んで花実が咲くものか、か・・・――


正当なシンゲンの主張。
これをはっきりいえると言うのは格好いい。
しかし、ここで唄っている子守歌がオンチじゃないのはいかがなものかと…。



第十四話

おやおや、御主人
ずいぶんとご立腹のようですねえ

あたりまえじゃない
ギアンったら味方をだましたりおどしたりして
あんな卑怯なことして恥ずかしくないの!?

いいんじゃないですか
それが、本人にとって必要なことだったら

なによ、シンゲン!
あなた、ギアンの味方するつもり!?

まあまあ、落ち着いて
そんなつもりなんか全然ないですってば
ただ、彼が必要もなくああいった真似をする愚か者だとは自分には、どうしても思えないんですよねえ

まあ、たしかに・・・そんな気はするけど

あるいは、彼は卑怯と呼ばれる覚悟をしているのかもしれませんね

どういうこと

さっきも言ったとおり必要に迫られてるからじゃないですかね?
そうまでして、彼にはやりたいことがあるのかもしれません

・・・・・・

それにまあ、自分も似たようなことをしてきましたからねえ

似たようなこと???

自分を召喚した相手をおどしちゃったことがあるんですよねえ
そっちの呪文とこちらの居合い
どちらが先に届くのか試しますか、ってね♪

な!?

その結果、平和的に自由の身になれたというわけでして

あ、あははは・・・

追い詰められたら誰だって、必死になるもんですよ
見栄や体裁なんかクソの役にも立ちはしないですからね

シンゲン・・・

まあ、そうやって割り切ってしまうのも逃げでしょうしねえ
考え方は人それぞれ
だからこそ、厄介で面白いんですよ

――そう言われたら、なんか怒ってたのが、バカバカしくなってきたよ・・・――


真に円満解決だったらシンゲンは鬼妖界に帰っているはずですよね。
ここにはいないはず。
それはさておきシンゲンって基本的に自分を悪い人間に見せたがりますね。



第十六話(イベント会話)

おや、岩戸は開いたようですね

え?

鬼妖界に伝わる昔話のことですよ
お天道さまがお月さまにかたかわれてすねて、洞窟に閉じこもったから夜ばっかり続いてみんなが大層困ったってお話です

・・・

旅芸人が洞窟の前でにぎやかに歌って踊ってみせるとね
もともと、明るいお天道さまは、ついつrたれてしまって岩戸を開けて一緒になって騒いでいるうちに自分がすねていたことも、けろりと忘れたそうですよ

もしかして・・・その旅芸人の役をやりたかったとか?

いえいえ、自分にはそこまでの芸はございませんよ
岩戸をぶったぎって引きずり出すくらいがせいぜいですね

!?

でもまあ、御主人は出てきてくれましたしそれでいいじゃございませんか?

う、うん・・・

それで、悩みごとは解決したんですか?

正直に言うとねまだ、迷ってる
でも、閉じこもってもなんともならないってことだけはわかった

なるほどね・・・だったら、それでもういいじゃありませんか

え?

悩んだままでもいいってことですよ

でも・・・

答えは、あとからついてくるもの
御主人は、今までずっとそうしてきたじゃないですか

あ・・・

やりたいようにやればいいんです
夢中になっていれば悩んでいたことさえけろりと忘れるかもしれないんですし

シンゲン・・・

まあ、なんであれ自分は、貴方のこと気に入ってますしとことん、ついていくつもりですから
楽しめるうちはね

そっか・・・なら、楽しめるようにしていかないとね?

ええ、是非そう願いたいですな

だけど、どうしてわたしをそんなに買ってくれてるの?
無茶ばかりしてる世間知らずな子供なのに・・・

無茶さえできない世慣れた大人よりはずっとマシですよ
それに・・・

それに?

ゴハンを炊くのが上手ですから♪

あ、あのねぇーっ!?

いやいや、ホント重要ですから、これ
お嫁にもらうのなら必須条件ですよ

え・・・

言ったでしょ?
自分は、貴方のこと気に入ってるって

えっ? えっ???
えええぇぇーっ!?

ぷ・・・っ、くくっ あはははははっ!!

か・・・っ からかうなんてっ ひどいよぉっ!?
もう、知らないっ!!



やれやれ・・・たしかに、御主人はまだまだ子供ですな
冗談ですますのも駆け引きのひとつなんですがね・・・


シーンーゲーンーッ!!!
まだ十六話なのにいきなり嫁!
しかもこの人まだまだ子供なフェア相手にバッチリ本気ですよ!?
ひゃっほう。←大喜び
しかし案外自分の三味線の腕に関して冷静ですね。

個人的に扉ぶった切ってフェアを連れ出すシンゲンもちょっと見てみたいかも。



第十八話

(〜♪)
・・・・・・

・・・よっ、と!

おや、こんな夜中にこんな所まで、どうもご苦労さまですな

それは、こっちのセリフだよ
眠らなくていいのシンゲン?

わかっちゃいるけど眠れない・・・・・・だから、貴方もここにいるんでしょう?

まあ、ね
三味線の音色も聞こえてきたし

やかましいですかね?

いや、なんていうのそういう弾き方ならいいんじゃない?
月夜には、なんだか似合ってる気がするし

おお、うれしいこと言ってくれますねえ
では、もうしばらく弾かせてもらいますか

うん、お願い

(〜♪)

思えば、わたしたちが知り合ったきっかけもこれだったんだよね
大通りで、あなたが三味線の弾き語りをしていてさ・・・

ええ、そうでした
路銀を稼ぐため、一曲ぶたせてもらってたんでしたねえ・・・

歌い出した途端、客が逃げたのよね

イヤなこと、しっかりおぼえてますねえ

でも、演奏のほうはホントにすごかったよ
聞き惚れちゃったしリュームなんかすごく気に入ってたみたいだし

ええ、おかげさまでひさびさの白いゴハンにありつけました

だけど、そのせいでわたしたちの面倒にまきこんじゃった

あれは、自分が勝手に首をつっこんだだけのことですって

でも、剣で戦うのはやっぱ、不本意ではあったんでしょ?

それは・・・

ずっと近くで見てればそれぐらいのことはちゃんとわかるって
あなたは、剣の腕を一度も自慢してない
ううん、むしろくだらないものだってバカにしてるもん

まあ、実際くだらないものですからねえ
流派だ、極意だ作法だとかいってもとどのつまりは人を殺める方法でしかないわけですし
(〜♪)
人を楽しませる芸事のほうが、よほど役立つってもんですよ♪

・・・・・・

でもまあ、これでもまた縁だったんですかねえ

えにし?

巡りあわせですよ
不思議な、ね
もしも、あの時御主人たちと出会ってなかったとしたらおそらく、自分はもっと不本意な形でだいっきらいなちゃんばら芸の封印を解いていたはずです
生きる糧を得るために



ですが、御主人と出会えたおかげで無意味な殺人芸もちっとはマシな形で役に立ちましたよ
気の合う仲間たちを守ってあげられるんですからね?

シンゲン・・・

それに、白いゴハンも食べ放題ですし♪

あ、あのねえ・・・っ

でも、居候な身分も明日になれば、もうおしまいです
争う理由が消えればもう、用心棒も必要ないでしょう?

そっか・・・そうだよね・・・シンゲンの三味線を聞くことができるのも今夜が、最後かもしれないんだね

御主人・・・

やっぱり、自治区に行っちゃうんだ?

他にはあてもないですしねえ・・・もっとも、路銀はすっからかんのままなもんですからまだしばらくはこの町にとどまっているでしょうけど

うん・・・だけど、なんだかちょっとさびしいな
もう、白いゴハンを毎日用意することもなくなるって思うと

うーん・・・では、こんな妙案はいかがでしょうか?
夫婦になりましょう♪

・・・は?

結婚するんですよ

誰と、誰が?

もちろん、自分と御主人がですよ

・・・・・・・・・
えええぇぇ〜っ!?
ちょ、ちょっと!?
冗談にしては、それ笑えないよっ!?

そりゃそうですよ
だって、本気ですし

ちょ、ちょちょ・・・ちょっと、待って!?
結婚なんて、そんないきなりすぎるよ
それに・・・わたし、まだ子供だし女としての魅力だって全然ダメだし・・・

幼妻なんてのは鬼妖界じゃ、さほど珍しくないですよ
それに・・・御主人が自分自身をどう思っていようとも自分は、貴方のこと気に入っちゃっているんですし♪

う、あ、う・・・っ

覚えといてくださいよ フェア
自分はね・・・好きなものに関してはとことん、のめりこむ性分なんですよ?
妥協なんて、一切してあげませんからね?

・・・っ!?

まあ、今夜のところは仁義をきっただけでもよしとしましょうか
あんまり、いじめたら明日の戦いに支障が出ちゃいますしね

と、とっくに・・・っ
支障が出ちゃいそうになってるよぉっ!?

じゃあ、そのぶんはしっかり責任とらせていただくとしますか

え・・・

守ってあげますよ
たとえ、五界の全てを敵に回したとしても
フェア 貴方だけは、絶対にね


シーンーゲーンーーーーッ!!!←二回目
脈絡なくいきなりそういう話に突入しましたな。子供相手に妥協なしとはこりゃまた容赦ない!(笑)
幼妻…男の憧れですな。
終盤圧されっぱなしのフェアが可愛くて仕方がないです。誰か助けてあげて(笑)。
しかし声優さんの緩急つけた演技が上手すぎてニ割り増しこちらのボルテージがあがります。



ED

※全キャラ共通箇所は省略。

いやはや、繁盛しているようでなによりですね

他人事だと思ってのんきよねえ
もーっ、どうせなら忙しい時にやって来て手伝ってほしいよ

いやいや、これでも自分は吟遊詩人の端くれですから身につけた芸のみで稼ぐのが、本道ってもんでしょう

ふーん・・・そういうからにはばっちり、稼いできたんだよねー?
たまってるツケを払えるくらいに♪

いやー、それがなかなか世間の風は厳しくって・・・

(――お腹の音――)

あ・・・

いいよ、いいよ
最初から過大な期待はしてないよ

とほほほ・・・ひどい言われようだ

ねえ、シンゲン
思うんだけどさ
歌で稼ぐんだったらこの町の盛り場よりもタラントの劇場とかに出演したほうが早いんじゃないの?

うーん・・・そうしたいのは山々なんですけどねえ
ほら、自分は鬼妖界の人間なもんですからね
身元が確かじゃなきゃ信用してもらえないと思うんですよ

あ・・・

少なくとも、聖王都では門前払いでしたし

なんか、いやだなあそういうのって・・・

仕方がありませんよ
雇う側からすれば得体の知れない相手は避けたいでしょうし

そうかもしれないけどでも・・・

ま、それに自分の芸は大舞台向きのもんじゃございませんし
じっくりと聞かせて心にしみわたらせるのが、流儀ですから

うん、シンゲンのはそういう芸だよね
歌わなかったらの話だけど・・・

ふはっ!
こりゃまた手厳しいっ!!





ふうっ、ごちそうさまでした・・・やはり、御主人の作ってくださる御飯は最高ですな

よく言うよねえ
さんざん注文つけてくれたクセして
ミソを使ったスープやら、しょうゆ味の煮物や、和え物やら
おかげで鬼妖界の料理には、すっかり詳しくなっちゃった

はははは・・・

まあ、苦労したぶん新しいレシピとかもできたんだけどね

ほう、たとえば?

潰したウメボシとチーズを巻いた魚の揚げ物はリシェルとかミントお姉ちゃんに好評だったな

うまそうですなそれは・・・

はいはい・・・次に作った時には食べさせてあげるよ

でもまあ、しかしなんですな・・・いくら、おかずがうまかろうとも自分としては白いお米のゴハンがなにより肝心でして

こだわってるよねえ

その点、御主人の炊いてくださる白いゴハンは初めて食べた時からじつにうまかった
簡単そうに見えて美味しく米を炊くのは難しいもんです
いったい、そこでコツを習ったんで?

うーん・・・わたしは、なんとなく父さんのやり方を覚えてる限りでマネしてるだけなんだけどなあ

ケンタロウ・・・たしか、そういうお名前でしたっけ?

名前からしてちょっと普通じゃないでしょ?

いや、鬼妖界ならそれほど奇妙でもありませんがね

ホントに!?
てことは、まさか父さんってシルターンの出身だとか・・・

にしては、いささか腑に落ちない点があるんですよねえ
鬼妖界じゃ存在しないおかしな言葉なども使われるようですし

ロレイラルの科学とかサプレスやメイトルパについての知識も中途半端なクセしてそれなりにもってるみたいだからなあ

得体の知れない御仁ですなあ・・・

(中略)

やめた・・・深く考えたってしょうがないもん
そもそも、父さんはずっと冒険者なんてやってたんだから旅先で、変な知識を仕入れてきてるだけかもしれないしね

なるほど、たしかにそうかもしれませんな
いずれにせよ・・・そのうち正式に挨拶させてもらわなくてはなりませんね
娘さんをください、と

ふぇ・・・っ!?

いや、この場合は入り婿という形になりますからお世話になります、が適切でしょうかねえ
どう思います?

だ、だから・・・その話は、ちょっと待ってって・・・

甲斐性なしの自分では、やはりダメですかね?

ダメとか、そういうことじゃあ・・・

では、求婚そのものは受け入れてくださると

あ、う、あ・・・っ

まあ、今さら形式にこだわる必要もないかもしれませんがね
ひとつ屋根の下で暮らしている事実もあるわけですし

だからって、部屋は別々じゃないの!?

遠慮してますからね
でも、あんまり思わせぶりな態度でじらされると・・・

!?!?!?!?

言ったでしょう
自分は、夢中になってしまったらとことん、のめり込む性分で、妥協は一切しないって・・・

・・・っ、わたし!
買い出しに行くの忘れてたっ!?
留守番よろしくっ!


くくく・・・っ
自分も、ツメの甘いことで・・・でもまあ、漬け物もお酒も、長く寝かして置けばおくほどに熟成されていくし楽しみも増すというもんですし・・・まあ、気長に待つといたしましょうかね

(あうあうっ
 わたしいったい、どうしたらいいのよぉ・・・?)

シンゲンの・・・っ
シンゲンのぉ・・・っ
ぶぁかあああああぁぁぁぁぁぁーっ

――いつまでだって、待ち続けますよ。自分にとってそれだけの価値があることなんですから
  だから、約束しましょう。どんな敵を相手にしても必ず護ってみせましょう。大切な貴方を・・・――


うわはははははっ!
ぜんっぜん気長じゃないシンゲン。
絶対ことあるごとにこうやってフェアをからかってるんだと確信。……頑張れー、フェア……部屋カギかけとけよー……。

ところで身元確認は帝国軍人(グラッド)の身元保証じゃダメなんでしょうか?
なにげにケンタロウがリィンバウムの人間かどうかにこだわりがなくなっているあたり吹っ切れてますね、フェア。



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