サモナイ4・夜会話集

〜???〜


※ライVer.(竜の子…コーラル)
※フェアVer.(竜の子…リューム)
※共通部分(基本はライ)
第六話 第八話 第十二話(イベント含) 第十四話(イベント) 第十七話(イベント) 第十八話 第十九話(イベント)
 ED(ライver.) ED(フェアver.)



第六話

さて・・・明日にそなえて早いとこ寝るかな
おやすみなさーい





ライさん!

よう、エニシア
こんばんは、エニシア

よかった・・・また会えました

友達になるって約束したもんな
ただ、自分の意志でここに来られないのはキビシイけどな
友達になるって約束したもの、当然だよ
まあ、自分の意志でここに来られないのは困りものなんだけど

いいんです、それでも
こうして、お話できる相手ができただけでもうれしいんだもの

おいおい、話し相手の一人ぐらいは、現実の世界にもいるだろ?
話し相手ならわたし以外にも、いるんじゃないの?

いることはいるけど気楽におしゃべりができる人じゃないの
ギアンは、あくまで私の世話係なんだって言ってるから・・・

・・・ギアン?

それよりも、ねえ
貴方が暮らしてる場所のお話を聞かせて

そんなもん、別に面白くもないぜ?
うーん、別に面白いものでもないよ?

いいの!
普通の人が暮らす、普通のお話が聞きたいんだもの
ねえ、お願い

ったく・・・しょうがねーなぁ
つまんなくったってしらねーぞ?
はいはい・・・退屈しちゃってもしらないからね?

うんっ♪

(竜を拾う前の話なら別に問題ないよな?)
(竜を拾う前の話なら別に問題ないよね?)





すごいなあ・・・宿屋さんだなんて
私も、貴方の作ったお料理食べてみたいよ
おいしいんだろうなあ きっと・・・

食いたかったらいつだって食わせてやるって
ここじゃ無理だけど遊びにきてくれれば腕をふるうぜ?
食べたかったらいつでも、ご馳走してあげるよ
ここじゃ無理だけど遊びにきてくれれば腕をふるうから

うん

リシェルやルシアンもきっと、お前のこと歓迎してくれるさ
リシェルやルシアンもきっと、あなたのこと歓迎してくれるよ

うん・・・

エニシア?

ありがとう・・・でも、無理なの・・・

どうして!?

夢の中で、こうして会うことはできても本当のわたしは、ずっと遠い場所にいるの
それに・・・役目があるからそこから、離れることもできないの



だから・・・ごめんね・・・

(そうか・・・だから、あんな話を聞きたがって・・・)
おい、エニシア泣くなってば!?
(そうか・・・だから、あんな話を聞きたがって・・・)
ねえ、泣かないでよエニシア・・・

そ、そうだったよね
泣かないって約束をして、友達になってもらったんだもの
約束は守らないとね

エニシア・・・

(点滅)

!?

ちっ、時間切れかよ
そんな、もう時間切れだなんて

・・・・・・

しけた顔すんなって
次も絶対、会いにきてやるからさ!
そんな顔しないの!
すぐにまた、会いにきてあげるから♪

ライさん・・・

話してないこともまだまだ、たっぷり残ってるしな
だから、楽しみにして待っててくれよ!
話してないこともまだまだ、たっぷり残ってるしね
だから、楽しみにして待っててよね!

はいっ、待ってます!
私、わくわくしながら待ってますから!!


かわいいなぁ、エニシア。
友達になってもらった、って思っている辺りが不憫でまた。
ライは普段言動が老成しているけどエニシアと一緒にいるとただの子供ですね。それもまたよし。


第八話

なにか・・・あったんですか?

え、別に・・・

ウソをついてもダメ
顔を見たらわかります
いつもの元気が全然ないんだもの

まいっちまったな
ははは・・・
まいっちゃったな
ははは・・・

ねえ、私じゃあ貴方の相談相手にはなれないですか?

え?

やっとできた大切なお友達なんだもの
困っているのなら力になりたいよ

エニシア・・・
(なんか心配させてるみたいだし・・・差しさわりのない程度だったら、相談してもいいよな?)
エニシア・・・
(なんか心配させちゃってるみたいだし・・・差しさわりのない程度だったら、相談してもいいよね?)





大切な人たちを危険な目にあわせてしまった・・・それで、元気がなかったんだね

ああ、自分じゃ気づいてなかったみたいなんだけどな
うん、自分じゃ気づいてなかったみたいなんだけど・・・

・・・・・・

エラそうに守るとか絶対責任とるとかいってたくせにさ
結局、周りに迷惑をかけちまってたんだ
ああ、情けねえ・・・
エラそうに守るとか絶対責任はとるとかいってたくせに
結局、周りに迷惑をかけてたんだ
情けないよ・・・

そんなことないです!
ライは情けなくなんかない

エニシア・・・

本当に情けない人なら失敗した時、すぐに逃げ出そうとするよ
でも、貴方はちゃんと失敗に向き合おうとしてるじゃない?



責任を感じてるのはそれだけ、貴方が優しいからだよ
それがわかる人なら絶対に貴方のこと責めたりしないはず
きっと応援してくれる
だから、元気を出して

・・・はははっ
不思議だよな・・・エニシアにそうやってはげましてもらうとなんか、本当に元気になっちまう気がするよ
・・・はははっ
不思議だね・・・エニシアにそうやってはげましてもらうとなんか、本当に元気になっちゃう気がするよ

あ・・・え、えーっと・・・ごめんなさい・・・つい、興奮しちゃって勢いだけで・・・

気にすんなって
勢いだけなのはオレも似たようなもんだし
そういう勢いってのが今のオレには、足りてなかったのかもな
気にしないで
勢いだけなのはわたしも似たようなものだし
そういう勢いが今のわたしにはきっと、足りてなかったのかも?

うん、そうかも・・・

(点滅)

!?

時間切れ、みたいだね

わりぃ、オレのこと元気づけてもらうだけになっちまったな
ごめんね、わたしを元気づけてもらうだけになっちゃって

ううん、いいの
貴方には、いつも笑顔でいてほしいしそうすれば、私もずっと笑顔でいられる
そんな気がするから

じゃあ、次は二人とも笑って過ごせるようにしなくちゃな?
じゃあ、次は二人とも笑って過ごせるようにしなくちゃね?

うんっ♪


力説するエニシアがそらもう可愛かったです。

第十二話

※戦闘後

ウソだ・・・そんな、バカな・・・
ウソ・・・こんなのって・・・

ちょっと、ねえ、どうしちゃったのよ? ライ!?

お前が、こんな場所にいるはずがないだろ?
だって・・・ずっと、遠くにいて会えるのは夢の中だけだって・・・そういう決まりじゃなかったのか・・・
なあ、エニシアっ!?
あなたが、こんな場所にいるはずないもの
だって・・・ずっと、遠くにいて会えるのは夢の中だけだって・・・そういう決まりじゃなかったの・・・
ねえ、エニシアッ!?

どうして・・・こんな形で、貴方と出会うことになってしまったのかな
せっかく、お友達になれたのに・・・

エニシア・・・

ほほう・・・エニシアが夢の中で出会った、友人とは君のことだったのか

それは真か?

ああ、そうだよ
どういう理屈かはわかんねえけどオレは、何度も彼女と夢の中で会ってるんだ
ひとりぼっちだて泣いていたエニシアを叱って、勇気づけてずっと友達でいるって約束したのに・・・なのに、なんでだ!?
どうして、エニシアがそこにいるんだよ!?
ええ、そう
どういう理屈かはわかんないけどわたしは、何度も彼女と夢の中で会ってるの
ひとりぼっちだって泣いてたエニシアを叱って、勇気づけてずっと友達でいるって約束したのに・・・なのに、なんで!?
どうして、エニシアがそこにいるのよ!?

彼女が、私たちに「姫」と呼ばれる存在だからだよ

てめえにゃあ聞いちゃいねえ!
ウソだろ、エニシア? そんなのはウソだって言ってくれよ!?
あんたなんかには聞いてないわよ!
ウソよね、エニシア?
そんなのはウソだって言ってよ!?

本当だよ・・・全部本当のこと
私の名前はエニシア
みなから「姫」の名で呼ばれている者なの

そんな・・・

君がエニシアの友人であるのならば、話は簡単というものだ
竜の子を、今すぐ我々に渡してほしい
無論、ただ渡せなどと言うつもりはない
相応の対価は支払う

なにをふざけたこと言ってやがる!?
そんなこと、絶対にできるわけねえだろ!
ふざけたこと言わないでよ!?
そんなこと、絶対にするもんですかっ!

それが、エニシアを幸せにしてやる唯一の方法だとしてもか?

え・・・(※竜の子と同時発言)

だからこそ、我々は竜の子を欲するのだよ

本当なのかエニシア?
本当なの、エニシア?

本当だよ
でもね・・・貴方たちと戦ってまで私は、幸せになんかなりたくない・・・話をして、力を貸してもらえたなら、それでよかったのに・・・
なのに、どうして戦いをしかけてきたりしたんですか!?

なんだって・・・
なんですって・・・



(中略)


※夜就寝後
――聞こえる・・・あの笛の音が・・・澄みきっていてとても優しくてなのに・・・どこか、さびしげで悲しそうな、彼女の笛の音色が・・・エニシア・・・っ!――

・・・・・・

・・・エニシア
・・・エニシア?

ライさん?
どうしてここに・・・

笛の音が聞こえたから必死に捜したんだよ
おまえに会いたいって思いながらな
笛の音が聞こえたから必死に捜したんだよ
あなたに会いたいって思いながらね

◇ ◇ ◇

※ライver.限定
そうだったんだ・・・うれしいよ・・・私も、貴方に会いたいって思ってたの
でも、どうしたらいいのかわからなくて
だから、笛を吹いたの
この曲が、貴方の所に届けばいいなって

ちゃんと届いてたぜ?
だから、こうやってやって来れたんだ
おまえの笛が、オレを呼んでくれたんだよ

うん・・・本当に、そうだったらうれしいな・・・

◇ ◇ ◇

※共通
だけど、よかったぜ
また、ここでこうして会うことができてさ
あれっきりだったらあまりにも、ひでえオチだもんな
だけど、よかった
またここでこうして会うことができて
あれっきりだったらあんまりすぎるもの

うん、でもね・・・私たちを取り巻く状況は、なにひとつ変わらないんだよ?

・・・っ

もう一度だけ会いたかったのはね
きちんと、貴方とお別れがしたかったからなんだよ

!?

貴方とお友達になれて本当にうれしかったよ
外の世界の楽しい話をいっぱいしてくれて笑わせてくれてとても楽しかったよ
ずっと、夢が続いたらいいなって思ってた

続くさ!?
終わったりなんかするもんかよっ!?
醒めちまったってその時は、また夢の続きを見ればいい
それだけのことじゃねえかよっ!?
続くわよ!?
終わったりなんかするもんですか!?
夢が醒めたってその時は、また夢の続きを見ればいい
それだけのことだよ!
そうでしょう!?

できないよ・・・楽しい夢を見ることはもう、できないの・・・つらい現実を、知ってしまったから・・・

エニシア・・・

みんなのためにも私は「姫」のままでいなくちゃいけない
貴方だってそうでしょう?
大切な人たちのために私たちと戦わなくちゃいけないんでしょ?

・・・っ

出会わなければよかったなんて思ったりしないよ
貴方との重いでは大切にとっておくよ
絶対に忘れない
だから、お願いだよライこのまま、笑って別れてください
お願いだから・・・

エニシア・・・


(選択肢)
・わかった(うん・・・)
・絶対にイヤだ!(絶対にイヤ!)


◇ ◇ ◇

※ライver.

イヤだ・・・そんなの、オレは絶対にイヤだ! 認めねえッ!!

◇ ◇ ◇

※フェアver.
イヤよ・・・

えっ?

絶対にイヤだって言ったのよ!
こんなの、わたしは認めないんだから!

◇ ◇ ◇

※共通
困らせないでライさん

知ったことかよ!?
困らせたって、イヤなもんはイヤなんだ!!
納得できねぇことにうなずくなんて、ウソでもできねえよッ!
エニシアだって本当はそうなんじゃないのかよ!?
知るもんですか!?
イヤなものは、絶対にイヤなんだもん!!
作り笑いしてうなずくなんて、わたしには絶対できないよ!
エニシアだって本当はそうなんでしょう!?

え・・・

本当に、お前はオレとお別れしたいと思ってんのか・・・心の底から納得して俺とお別れしようと思ってるのかよ!?
本当に、あなたはわたしとお別れしても平気でいられるの?
心の底から納得してわたしとお別れしようと思ってるワケ!?

そんなこと・・・っ
そんなこと、あるわけないじゃないっ!!
私だって、本当は貴方とお別れなんかしたくないよっ!?
納得なんかしてない!
せっかく、仲良しになれたのに・・・ずっと、側にいたいよ ずっと・・・っ

なら、あきらめるなよ
絶対、オレがなんとかしてみせるから
なら、あきらめないで
わたしが、なんとかしてみせるから

でも・・・っ

だいじょうぶだ!
オレたちが、こうして仲良くなれたんだ
きちんと話をすることさえできれば、きっと戦わなくてもすむ
そういう方法が、絶対あるはずなんだ!
だいじょうぶ!
わたしたちがこうして仲良くなれたんだもの
きちんと話をすることさえできれば、きっと戦わなくてもすむ
そういう方法が、絶対あるはずなのよ!

本当に・・・?

ああ、だからエニシアも、オレに力を貸してくれ
お互いの仲間を説得して、戦わなくてもすむようにしよう
そうすれば、きっとうまくいくはずさ?
うん、だからさエニシアも、わたしに力を貸してほしいの
お互いの仲間を説得して、戦わなくてもすむようにしよう
そうすれば、きっとうまくいくはずよ

・・・うん

困った時は、またここで相談をしよう
二人でがんばるんだ!
困った時は、またここで相談すればいいんだし・・・二人でがんばろう!

うんっ!


大人になろうとするエニシアと子供でいることを選ぶライ。このシーン大好きです。
ガマンをおぼえるのはもっと大人になってからでいい。


第十四話

※エニシア訪問後(フェアver.さほど変化ナシ)

とはいえ・・・いきなり押しかけていくってのもなあ
なにか、きっかけがあれば・・・

――私も、貴方の作ったお料理食べてみたいよ
おいしいんだろうなあ きっと・・・――

そっか! この手があった!

ちょっと、いいかな?

ライさン?

もうしわけありませんが、もうすこしだけ待ってくださいまし

わかってるって
急かしにきたつもりじゃないんだ
ただ、こいつを冷める前にもってきただけさ

これハ・・・

特製のパンケーキとあっためたミルクだよ
凝ったものを作るには材料も時間もなくって悪いんだけどさ
味のほうは、ばっちりイケてるはずだぜ?

・・・そうでしたね
たしか、パンケーキは貴方が初めて作った料理だったはず
こだわりがあるって得意気におっしゃっていましたものね

ポムニットさん・・・おぼえててくれたんだ

おぼえていますとも
忘れるはずがないじゃありませんか・・・

でモ、どうしテ敵である、ボクたちニこんナ料理を???

心配しなくたって毒なんか入ってないさ

いや、そうでハなくテ・・・

泣くのってさ、意外と疲れるんだよなあ
そういう時には、甘いものがほしくなるって決まってるもんだし
気持ちを落ちつかせるためには、あったかい飲み物が一番だから泣き虫の誰かさんには必要かなーって思って作ったんだけど

な、泣き虫なんかじゃありませんっ!?

エニシアのことだとはオレ、言ってないぞ?

う・・・っ

で、どうする?
いらないんだったら持って帰るけどさ


・・・ダメっ!
だって、せっかく作ってくれたのに イジワルだよ・・・

わかった、わかった
じゃあ、あっちで顔と手を洗ってきな?
そしたら、ちゃんと食べさせてやるよ


・・・約束だよ!?

・・・・・・

・・・カサスさん?

ええ、そうですネポムニットさン

わたくしたちは唐突に、外に用事ができてしまいましたので

ひめさまのコトしばらク、見てテくれませんカ?

え? でも・・・

頼みましたヨ?

・・・ごゆっくり♪

ちょ、ちょっと!?


あとの会話はけっこう普通の真面目な話だったので割愛。イジワルなライがたまりませんなぁ。
そして仮にも敵地なのにあんまりにも無防備なカサスとポムニットさんの行動に苦笑。


第十七話(イベント)

※戦闘後

逃げましょう・・・貴方と一緒だったらつらくなんて・・・

いけない・・・今の君には、無理はさせられない・・・せめて、産まれてくる子のために・・・

ギアン・・・私の大切な子・・・かわいそうな子・・・それでも、おぼえていて
どうか、わすれないでいて
貴方は、けして・・・


おいっ!?

あ・・・

ったく、ぼけっとしてんじゃねーよ!

ごめん、悪かったね
別になんでもないよ

???

なんだったの今のは・・・



第十八話

偶然の出会いだって今までは思っていた
だけど、もし・・・「響界種」の能力が二人の心をつないでくれていたのなら
姿を見せてくれよエニシア・・・無事でいるんなら今すぐに、オレのこと呼んでくれよッ!!
偶然の出会いだって今までは思っていた
だけど、もし・・・「響界種」の能力が二人の心をつないでくれていたのなら
姿を見せてよエニシア・・・無事でいるんなら今すぐに、わたしのことを呼んで!!

ひっく・・・っく、ひっく・・・

――あーあ・・・やっぱ、予想どおり泣いてやがったな?――

ったく・・・オマエって、やっぱ泣き虫だよなあ

――あらあら・・・やっぱ、予想どおり泣いてたね?――

まったく・・・あなたって、やっぱり泣き虫だよね

・・・ライ?
ホントに、ホントのライなの?

ああ、そうだぜ
前に約束したとおりオマエが泣いてるから叱りにきてやったのさ
ええ、そうよ
前に約束したとおりあなたが泣いてるから叱りにきてあげたの

・・・っ!!

お・・・おいっ!?
ちょ・・・ちょっとっ!?

よかった・・・っ
もう絶対会えないって思ってたのに・・・きて、くれた・・・っ
ライが・・・きてくれた・・・っ
うわああぁぁんっ!!

エニシア・・・


・・・落ち着いたか?
落ち着いた?

うん・・・ゴメンね、また約束破っちゃった・・・

今回だけは特別だ
見なかったことにしといてやるよ
ともかく、無事でなによりだ
今回だけは特別
見なかったことにしといてあげる
ともかく、無事でなによりよ

あれから、ギアンは私を部屋に閉じこめたきりだから・・・

じゃあ、今の様子を知ることも、逃げることも無理か・・・

うん・・・だけど、なんとなく気づいてはいるの
ギアンは、きっと今とても恐ろしいことを考えてるんだよね?

・・・・・・

そう、なんだね・・・

アイツは、自分自身を至竜へと変える儀式を行おうとしている
ギアンは、自分自身を至竜へと変える儀式を行おうとしている

!?

そうすることで幻獣界へと向かう門を開こうとしてるんだ
そうすることで幻獣界へと向かう門を開こうとしてるの

どうして・・・そこまでして・・・

・・・復讐のためさ
ギアンは、自分を見捨てた父親に復讐を果たすためだけに今まで、ずっと生きてきたんだよ
・・・復讐のためだって
ギアンは、自分を見捨てた父親に復讐を果たすためだけに今まで、ずっと生きてきたのよ

ウソだよっ!?
そんなの・・・

ウソじゃない!!
オレは直接、アイツの口から聞いたんだ!
オマエだって・・・うすうすとは気づいていたんだろう?
自分のことを話す時ギアンは、笑みさえ浮かべるけど目だけは笑ってない
冷たく、とがった光を放っていることに
ウソじゃない!!
わたしは直接、アイツの口から聞いたの!
あなただって・・・うすうすとは気づいていたんでしょ?
自分のことを話す時ギアンは、笑みさえ浮かべるけど目だけは笑ってない
冷たく、とがった光を放っていることに

・・・・・・

それに・・・ギアンは、オマエも犠牲にするつもりだ
それに・・・ギアンは、あなたも犠牲にするつもりよ

・・・っ!?

「至竜」になったコーラルが教えてくれたんだよ
エニシアの能力なら幻獣界まで行くことはできるけど・・・引き換えにおそらく命を落とすことになる

そっか・・・はじめから、無理な願いだったんだね?

エニシア・・・

でもね、私はそれで死んじゃうかもしれないけれど・・・ギアンの願いはかなうんだよね?

な・・・・・・!?
なに、バカなことを考えてんだよッ!?
死んじまうんだぞ!! わかってんのかッ!?
な・・・・・・!?
なに、バカなことを考えてんのよッ!?
死んじゃうんだよ!! わかってるのッ!?

わかってるよっ!?
でも・・・ギアンは、私の命の恩人なんだよ!?
私を牢から助け出してくれて、今までずっと守ってくれたんだよ

だから、それはオマエの能力を利用するためで・・・
だから、それはあなたの能力を利用するためで・・・

そんなんじゃない!!
ギアンは、やさしくしてくれてたよ・・・っ
ウソじゃ、ない・・・それだけは絶対、ウソじゃないよ・・・

エニシア・・・っ

!?

ソウカ・・・ソウヤッテ、マタ・・・邪魔スル、気カ・・・
許さナイ・・・ユルサ、ないぞ・・・
これ以上、エニシアの心をかき乱すなァ・・・!!

ギアン・・・っ

裏切らせないよ・・・君だけは、絶対に私を裏切らせない・・・裏切れるはずないッ!
だって、そうだろう?私は、常に君の望みをかなえてきたんだよ
いつでも、なによりも優先して、君の願いをかなえてきたんだ?
それを忘れたと、君は言うつもりなのか!?
なあ、エニシアッ!

やめてえぇーっ!!

◇ ◇ ◇

※ライver.
やめろッ、ギアン!!
好意でやったことを恩着せがましく言うんじゃねーよッ!?

・・・なにィ?

たしかに、テメエはエニシアを大事にしてきたのかもしれねえけどな、それは全部テメエが自分の意思でやったことだろ!?
そうしてほしいってエニシアに頼まれたんじゃねーだろッ!?

同じことだッ!!
彼女は望んだんだ! 願ったんだッ!?
だから、私はそれをかなえてやったんだ
言いだせずにいた彼女の気持ちを察して幸せでいられるようにしてやったんだ!!
どこがいけないッ!?

オマエ・・・本気で、そう思っているのかよ・・・

◇ ◇ ◇

※フェアver.
やめてギアン!!

◇ ◇ ◇

※共通
もう、いいよ ライ
ギアンの言いたいこと私には、よくわかるもの

エニシア・・・

甘えていたんだよ私は・・・ギアンの優しさを当然のものみたいに誤解したままでずっと、今日まで甘え続けていたの
今まで拒まずにいたこと自体が、きっとその証拠だもの
ごめんね、ギアン ずっと気がつかなくて
その代わり・・・今度は、私が貴方の願いをかなえるためにお手伝いするから

エニシア・・・

・・・行こう?

◇ ◇ ◇

※ライver.
納得いかねえ・・・オレは、そんなんじゃ納得できねーぞッ!?
エニシアッ!!

困らせないで・・・

知ったこっちゃねーよ
オマエが、それで納得したとしても・・・オレは認めねえッ!!
絶対に、オマエを助けだしてみせる!!
嫌われたって絶交されたって構うもんかよ
オマエが死んじまうのだけは、オレは絶対に認めねーからなッ!

ライ・・・っ

ギアン・・・テメエも、よぉくおぼえとけよ?
必ず、オレがテメエのたくらみを止めてみせるからな
覚悟しやがれッ!!!

◇ ◇ ◇

※フェアver.
ギアン・・・わたしは、絶対に貴方には負けない
だって・・・このままじゃ貴方は、確実に不幸になるから

なん、だと・・・?

わたしは貴方より賢くないけど、でもそれだけはわかる
だから、全力で止めてみせる!
貴方も、エニシアもこれ以上、悲しませたくないから!!

なにを、バカなことを・・・

いいよ・・・信じたくないなら信じなくても
でも、わたしは勝手に貴方たちを助けるから!!
嫌われたっていい恨まれたっていい
でもね・・・わたしは、最後まであきらめないから!
あきらめないから!


エニシアはちょっと諦め癖がついちゃってるなあ。
素直に『ライ、がんばれ!』と応援したくなりました。
優しさは等価交換するもんじゃない。
そしてフェア、男前すぎる。二人ともまとめて助けるってか。かぁっこいい。


第十九話(イベント)

※戦闘前

母のお守り・・・どうして、貴様がそれを・・・

戦いのどさくさで落としてったのを拾ったの
大事な物だって言ってたから

あ・・・

これに触れたときに不思議な夢を見たの
あなたのことを心配してる人たちの声が聞こえてきたよ
きっと、あなたの母さんと父さんの声だったんだろうね

バカな・・・そんな声、私には一度だって・・・

届いてなかっただけなのかもしれないよ
恨み以外の感情を否定し続けていたあなたには、ね

・・・・・・っ

受け取って
そして、自分自身で確かめてみて・・・

だからって・・・だからって、それが今さら、なにになると言うんだあぁッ!!



ED(ライver.)

※全キャラ共通箇所は省略。

にしても、最近のお昼時って、戦場そのものよねえ
ちょっと前まではお客が列を作るなんてありえなかったもん

それはそうだよ!
なんたって、今のライさんは「ミュランスの星」が認めた、帝国最年少の有名料理人だもの
噂を聞いて、遠くから食べに来る人たちもいるくらいなんだよ

有名料理人ねえ・・・

そんなのは他人が勝手に騒いでるだけださ

けど、原因はともかく、この人手不足は深刻よ

たしかに、オマエらに手伝わせるのも限度があるしなあ・・・

そもそも、あたしたち無償で手伝ってあげてるんだからね?
これ以上、こき使うんなら、本当にお給金要求しちゃうわよ?

ぐ・・・っ

まあ、お給金の話は冗談ってことにしても
ねえさんも僕も毎日確実に手伝えるってわけにはいかないしアルバイトを雇うのは考えたほうがいいかも

うーん・・・わかっちゃいるけど
でもなあ・・・ウチの仕事はきついし人間以外の常連だってだくさんいるから募集をしたところで人が来てくれるか不安なんだよなぁ・・・

・・・じゃあ、私を雇ってみませんか?

え???


え、エニシア!?

えへへへ・・・ただいま帰りました ライ

ホントのホントにエニシアなの!?

ほんとのほんとにエニシアだよ リシェルさん

だけど・・・貴方は、あの後元の姿に戻ったギアンたちと一緒に幻獣界へ旅だったはずじゃあ・・・

もしかして、途中でなんかあったのか!?

ううん、無事にメイトルパにはたどりつけたよ
カサスや子供たちも仲間と再会できてすごく喜んでた

お母さんとは・・・ちゃんと会えたのか?

うん・・・半妖精の私は、掟で「妖精郷」に入ることはできなかったけどちゃんと、お母さんに会うことはできたよ
大きくなったね、って頭をなででもらってうれしかった・・・

そっか・・・

願いをかなえたからこっちに戻ってきたってことなんだね

でもさ・・・そんなにもあっさり行き来できるワケ?
あんたとギアンとコーラルが力を合わせてさ
なんとか無事に門を開くことができたんでしょ?

帰る時は、お母さんが門を開いてくれたからずっと簡単だったの
もちろん、みんなの手助けがあったからなんだけどね

・・・ってことは!?

恥ずかしながら・・・帰ってきました・・・

コーラルっ!?

あっはっはっは♪
皆、息災のようでなによりだな

世界に最期が来てもこの人たちは、絶対生き残るクチですわ

セイロンさん!? リビエルちゃん!?

お前たち、少しは遠慮というものを考えてだな・・・

気遣いは無駄というものです、兄さま
出戻りの時点でもうとりつくろいようもないんですから


うむ、勝手知ったる他人の家というヤツだ

そ、そうか・・・

うはははは・・・まあ、当然だよなこの状況は・・・

この世界でやりたいことや、知りたいことまだまだ、あるから
もう少しだけ、ボクを見守っててくださいお父さん・・・

ったく・・・しょうがねーなあオマエは・・・

そういう具合で私たちも、同行してきたわけですわ
「守護竜」を補佐する「御使い」として、ね ああ、使命だからな
オレたちは、全力でそれを果たすまでだ

そんなこと言ってさあ
ホントはリビエルもアロエリも・・・帰ってこれて、結構ホッとしてるんじゃないのぉ?

ななっ・・・なにをッ!?

でも、これでまたライさんの美味しいゴハンが食べられるのは正直うれしいでしょ?

それはまあ・・・否定はしませんけど

実際、くつろいでしまっているのは事実だし・・・

あ、あのぉ・・・

おっと・・・わりぃな、エニシア 勝手に盛り上がって
もちろん、エニシアが手伝ってくれるのなら大歓迎だぜ?

うんっ、がんばるよ!

ちょっと待った!?
まさかとは思うけどライ・・・エニシアと一緒にこの家で暮らすつもりじゃないわよねえ?

いいだろ、別に?
部屋は余ってるし

そーいう問題じゃなくってさぁ!?

私もね、そのほうが本当はうれしいなあって思ったんだけど保護者が・・・

保護者???

住みこみで働くなど言語道断ですぞ!?
姫さまっ!!

げげっ、レンドラーのオッさん!?

社会勉強のために働きたいという志は認めはしたが・・・あくまで、自宅から通うのが約束だったろう、エニシア?

ギアン・・・オマエまで、戻ってきたのかよ・・・

ふん、当たり前だ
ボクは、エニシアの兄代わりだからな
彼女が幸せになるまで、責任をもって守らせてもらう
恩人とはいえどもそこは、きっちりとさせてもらうぞ?

場合によっては・・・わかっとるな、小僧?

もぉーっ、ギアンもレンドラーも、心配しすぎだってば!?

う、うははは・・・っ

やれやれ・・・

だけど、自宅ってどこに借りたの?

わざわざ、借りる必要などあるまい
我らにとっての家はこの宿屋と、そしてもうひとつのみ!

ま、まさか・・・


ああ・・・やっぱり・・・

心配しなくてもすぐに町の上からはどかしておくから

いや、そーいう問題じゃなくてな・・・

こらぁーっ!!
まーた、お前たちの仕業かぁーっ!?

あ、エニシアちゃんやっぱり、帰ってきちゃったんだね

姫さま・・・お帰りなさいまし

ああっ、もう・・・なにがなんだか・・・

とにかく、さっさとあの物騒なシロモノをなんとかしろっ!?

はい、わかりました!
手伝ってくれるよね? ライ

ちょ・・・っ!? え、エニシアっ!?

はしゃいじゃってごめんね・・・
でもね、うれしくてうれしくて、たまらないの
こうやって、貴方と手をつないでいられるのが
夢の中だけじゃなくてこれからは、すぐ近くで一緒に思い出を作っていける
それが、新しい私の願い
なによりの幸せ・・・

――大好きだよ、ライ 泣き虫の私に勇気をくれた、王子様・・・――


すごい、絵に描いたような大団円! おめでとうエニシア!
すごく幸せ一杯ってかんじでうれしいです。
そして御使い……クラウレ、かつては長だったのに……。
教授はどうしているのかがちょっと気になります。

話もさることながらラストのイラストがまたステキですねv
衣装もですが手! さりげにライと手をつないでますねエニシア!
しかしうるさい保護者がいるのでしばらく大変そうです(笑)。


ED(フェアver.)

※全キャラ共通箇所は省略。

にしても、最近のお昼時って、戦場そのものよねえ
ちょっと前まではお客が列を作るなんてありえなかったもん

それはそうだよ!
なんたって、今のライさんは「ミュランスの星」が認めた、帝国最年少の有名料理人だもの
噂を聞いて、遠くから食べに来る人たちもいるくらいなんだよ

有名料理人ねえ・・・

そんなのは他人が勝手に騒いでるだけだよ

けど、原因はともかく、この人手不足は深刻よ

たしかに、みんなにお手伝いしてもらうのも限度があるよねえ

そもそも、あたしたち無償で手伝ってあげてるんだからね?
これ以上、こき使うんなら、本当にお給金要求しちゃうわよ?

ぐ・・・っ

まあ、お給金の話は冗談ってことにしても
ねえさんも僕も毎日確実に手伝えるってわけにはいかないしアルバイトを雇うのは考えたほうがいいかも

うーん・・・わかってはいるけど
でもねえ・・・ウチの仕事はきついし人間以外の常連だってだくさんいるから募集したところで人が来てくれるか不安だなあ・・・

・・・ならば、ボクを雇ってはくれないか?

え???

ぎ、ギアンっ!?

そこまで大げさに驚く必要はないだろう

そりゃ驚かないほうがおかしいってば!?
なんで、あんたあ今頃のこのこ顔を出したりするワケよ!?

そうだよ!?
貴方は、あの後元の姿に戻ってエニシアたちと一緒に幻獣界へと旅だったはずじゃあ・・・

ああ、たしかにそのとおりだよ
カサスや子供たちも無事に仲間のもとへ帰してやれたし
なんとかエニシアも母親との再会を果たすことができた
共に暮らすことは無理だったがな

そっか・・・

心配はいらない
彼女は、ボクよりもずっと心の強い娘だ
今では「隠れ里」で至竜と一緒になって勉強に励んでいる
こちらの世界で暮らしていけるよう強くなるためにね

・・・ってことは!?

そうさ、ボクらはこの世界で生きていくことを選んだんだよ
だから、こうして帰ってきたんだ

ふーん・・・なるほどねえ

だけど、本当にそれでよかったの?
こっちの世界で暮らすってことは貴方が重ねてしまった過ちと向き合っていくことなんだよ?

・・・・・・

面と向かって断罪をするつもりは、僕たちにはないけれど
そんなことしなくても貴方は、きっと自分を
責め続けると思う
なのに、どうして自分から苦しむ道を選ぶって決めたの?

悔やむ気持ちはどこにいたって消えないからさ
例え、別の世界に逃げたって、自分は自分のままだから

・・・・・・

だから、ボクは決めたんだ
逃げるのではなく受け入れて、そして乗り越えようって
そう・・・フェア、君のようにね

は?

長い間、ボクは迷って愚かな過ちを繰り返してしまったけれども君と出会ったことで思い知らされたんだ
どんな境遇であろうとまっすぐに生きようとすることはできる
歪んでしまうことへのいいわけにはならない
そして・・・そういう気持ちで生きることこそが本当の強さだってね

そ、そんな・・・わたしは、別にそんなたいしたこと・・・

気どらず、そう言えること自体が、君の強さなんだろうな

憧れてるよ
悔しいけどね

・・・・・・

ねえねえ、ルシアン
これは強敵出現よ?

あのね・・・僕は、別にそういうつもりじゃ・・・

そんなこと言ってると間違いなく、負け犬になっちゃうわよぉ?
あの子、ああ見えて押しの強い相手にはめちゃ弱いからねえ
幼馴染みだからって油断してたら・・・

もぉーっ、ねえさんのバカあぁーっ!!

ちょっと、ルシアンなにをいきなり大声だしてるのよ?

な、なんでもないよ!
あははははは・・・

???

でもさ、ギアン
あんたの決意はまあわかったけどさ
だからって、なんでここでアルバイトする必要があるわけ?
お金とか、しっかりもってそうなのにさ

クラストフ家の財産は正当な手段で得たものではないからね
できれば、むやみに頼りにはしたくない
それに・・・自分が食べていくのに必要なお金は、やはり自分で稼ぎたいんだ
そうすることで多分ひきずってきた過去と決別できると思うし

わかったよ、ギアン
そういうことだったら私も協力してあげる
明日から、さっそくお手伝いよろしくね?

こちらこそ、よろしく

あーあ、言わんこっちゃない

いいもん、別に・・・

そう心配しなくても抜け駆けはしないよ?

!?

君もボクも、おそらくここからが本当の勝負になるだろうしね

・・・負けませんよ?

ああ、望むところさ

やれやれ・・・知らぬは当人だけ、か

???

ああ、いけない!
肝心な用事を忘れてしまうところだった

用事?

出張依頼だよ
君の料理が恋しくてたまらない人たちが是非、今夜の宴席で腕を振るってほしいとご所望なんだよ
無論、君たち二人やこの町にいる仲間も招待したいそうだ

え、ボクたちも!?

ああ、遅くなったがこれは、それぞれの新しい門出を祝うそのためのパーティーなのだからね

やったぁーっ♪

もぉ・・・しょうがないなあ、まったく・・・
そういうことならいかないわけにはいかないじゃない

じゃあ、あたしたちさっそく、みんなに知らせてくるわね
いくわよ、ルシアン!

うんっ!

さ、て、と・・・とびっきりの食材を用意しなくちゃね
悪いけど、買い出し手伝ってくれる?

ああ、荷物持ちと財布役は任せてくれ
今日だけは特別だ

うんうん、それじゃあ張り切って、ごちそう作っちゃうぞーっ♪

正直に言えば・・・今でも、不安にはなるよ
自分がしてきたことの重さは、誰よりもよくわかっているから
いつまた、押し潰されて暗い気持ちに支配されるかこわくて、たまらないよ
だけど――君のことを思うと勇気がわいて来るんだ
どうしようもないボクを闇の中から引っ張り出して叱ってくれた君・・・
嫌われたくないから
心配をかけたくないから顔をあげていようって思う
負けたくないって思えるんだ
こんな弱気を口にしたらきっとまた、怒られるけどそれでも今は・・・君のすぐ側にいたい・・・

――だからボクは、人として人の世界で生きていくことにするよ
フェア、君が眩しく笑っているこの世界で――



若干黒さが残っていて若干(いやかなり)ヘタレなそんなギアンが大好きです。
これから日々ルシアンとの対決が繰り広げられるわけですね!
ポムニットさんも観察対象が増えてさぞ楽しいことでしょうね!
エニシアのように完全にハッピー、とはいかないけれど罪を負ったままでも前向きなギアンを見られたので大満足ですv


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