初対面 初対面 俺の名前は空だ、小島空。 庭師をやっている。 副業は教師だな。 教員資格は一応もっているが、何年も前の事だからなあ。 上手く教えられるといいんだが。 ▲ 通常会話
▲ 通常会話(好意高) ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ▲ クリスマス ◇ ◇ ◇ ▲ 提案:デートに誘う ▲ 提案:好意を伝える ▲ 提案:告白する ○告白サイド 空は、あなたの腕を掴み強引に屋上へ連れて行きました。 ○被告白サイド(OK) 俺から言おうと思っていた。 よろしく頼む。 ▲ 提案:愛を語る いつまで一緒にいられるかはわからないが、どの世界を越えても、お前のことは忘れない。 約束する…。 すまないな、そんな事でしか気持ちを表せないが…愛している。 ▲ 星空 おー、今日は寒いな。 俺の息が白い。 こういう時、晴れると星が綺麗なんだが。 『先生、子供みたい』 『たまには勉強教えたほうがいいよ』 ◇ ◇ ◇ 『先生、子供みたい』 大人と子供の差なんてものは星が綺麗だとか、そういう台詞でわかるもんじゃない。 俺は大人だよ。 数少ない、な。 ま、法律が規定するから大人とか思わずに、自分の納得する答えを探す事だ。 他人の言う事を素直に聞かないのが子供のいいところだ。 それでいけ。 素直になるのは、大人になったあとでいい。 『たまには勉強教えたほうがいいよ』 うむ。 生徒に勉強教えてくださいと言われるようになったら俺も一流だな。 勉強を習いたいと思わせる教師が一番だ。 がははは。 ▲ いい目 おお、いい目をするようになったじゃないか。 いいね。 やっと調子が出てきたな。 さすがは介入者というところだな。がははは。 ▲ 世界の王 世界の王のような顔をしてるじゃないか。 いいね、その顔。 俺は好きだよ、そういう傲慢な瞳。 俺は好きだよ、そういう死に急ぐ生き方。 知ってしまったからには、仕方ないよな。可能性って奴を。 世界が変わる可能性を。 それを知ったら何でも犠牲にしてしまうしかないよな。例え兄弟でも。 …だって、世界が、美しいことを知ってしまったから。 ▲ ー ▲ 勝利を祝う プッ、プッ、プッ、プー。 空は、あなたに紙パックのジュースを渡した。 ミッション終了だ。 今頃、どこかの誰かの見える風景が、変わっているはずだ。成功だよ。 『そうか…』 『しまらないEDだなあ』 ◇ ◇ ◇ 『そうか…』 そうだ。 今、この世のどこかで一人の少年と少女が、びっくりしている。 それだけだな。 めちゃくちゃ金使って何年か準備して、大勢の人を使って…。ただそれだけだ。 後は世界にまかせよう。 いい話じゃないか。伊達と酔狂はこの世の光だ。 それがなければこの世は闇だ。どこにも救いがない。 よりにもよって、俺がゲーム作って…、よりにもよって、お前が遊ぶからこそ…。世界は輝くのさ。 ぴかぴかにな。 …また、どこかで会えるといいな。俺は、願う事にするよ。 ◇ ◇ ◇ 『しまらないEDだなあ』 ああ、結局現実なんてそんなものだ。 未来の護りって奴は、ただの人間で、ただの人間の集団で、ただの人間が作ったものだからな。 でも、いいだろ。ないよりは。ずっと。 敵をぶっ殺してハッピーエンドを名乗るより、マシな未来になるはずだ。 …それよりも、今は乾杯しようや。 今日は、いい日だ。 ▲ 次の世界へ さて、次はどこに世界に行こうかな。 順番から言えば次は第7世界だが…。 ま、ゆっくり考えるか。 第3世界でもいいなあ。 タカツキに久しぶりに会うのも悪くない。 ▲ ED前 ……なあ。 この世界を、救ったら、次はどうする? 『次の戦いへ』 『一度戻る』 (選択結果同じ) そうか。いや、そうだろうな。 ……それしかないものな。我々は。 いや、気にするな。 ▲ ― ▲ ― ▲ ED 春が来たら家に帰れると、戦いの間中、友達とそう言い合っていました。 そして、実際に春が来て家に帰る段になって、私は今度は…… 帰るのが、とてもおしくなりました。 ここで家に帰ったら、もうこの仲間達と、もう二度と会えないのではないか。 そう思えたのです。 (108警護師団に配属されていた学生兵の手記より) いつものように家を出ると、空先生が立っていました。 いよう。 ……今日から別の場所に赴任だったな。 その前に担任として、お前の顔でも見ておこうと思ってな。 ……なんだ。顔を見られるのは嫌か? わははは。かわいげのある奴だ。 ……うん。まぶたには焼き付けた。ではな。 さらばだ。 『袖を掴む』 『まってくださいよ先生!』 ◇ ◇ ◇ 『袖を掴む』 ……お前も物好きだな。よしよし。 空先生は満足そうに笑うと、あなたにつきあう事にしました。 ◇ ◇ ◇ 『まってくださいよ先生!』 新しい任地はどうした。まったく……。 空は嬉しそうに笑っています。 ▲ |